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「サブスク」とは「サブスクリプション」の略で、定額料金を支払ってモノやサービスを一定期間利用できる方式のこと。
モノを所有するのではなく、一定期間利用する権利を購入するということです。
毎月の定額支払いで音楽配信や動画配信、本やマンガなどの"○○放題"をはじめ、食品や花などが定期的に受け取れるサービス、家具や家電、服、日用品、車などお気に入りを選んで一定期間利用できるものまで、ジャンルやサービスの種類は多岐に渡っています。
そこで今回は、飾る・観る・読む・学ぶなど、モノを通して興味や知識、楽しみが広がるおすすめのサブスクサービスをご紹介します。担当の方に、おすすめのポイントもお聞きしました。
最初は、花のサブスク「LIFFT(リフト)定期便」。
全国各地の提携農園から注文を受けた分だけ採花し、その日のうちに配送するので、新鮮な花が届きます。
LIFFTではもともとブーケをメインに販売しており、定期便で届く花も個性豊かでセンスがいいと評判です。
定期便は、スタンダードプラン(月額3,300円)、花瓶セットプラン(初月4,180円、翌月以降月額3,300円)、コーヒー豆セットプラン(月額5,280円)に加え、定期便のギフトチケットもあります。
毎月届く花に関する読み物「LIFFT Journal」が一緒に送られてくるのも、このサービスの特徴。花のある暮らしが楽しくなる内容が盛り込まれています。
「ケアの方法、飾り方のポイントなどのお役立ち情報に加え、花の産地に直接伺い、生産の歴史やフォーカスした花の特徴についてインタビューした記事も掲載しています。また、クリエイターの方が書き下ろした花にまつわるコラム・エッセイもあり、花を飾るだけでない楽しみ方ができます」
きれいだなと思った花を飾るだけでなく、どこでどのように育てられたのか、どんな生け方が美しいか、この花にまつわるこんな話があるなど、いろいろな角度から花を知ることで、楽しみがグンと広がっていきそうです。
毎日水を変え、少しずつ変化していく花を眺めながら、コーヒーを飲んでほっと一息つく時間をつくるのもいいのではないでしょうか。
LIFFTが目指しているのは「もっとスマートで、ライフスタイル自体に影響を与えるような花のある暮らしを提供すること。そんな花のある暮らしを"Intelligent Flower Life"と定義し、消費するだけじゃない、自分らしさを得られるサービス」なのだそうです。
続いてご紹介するのは、絵画の定額制レンタルサービス「Casie(かしえ)」。
という方におすすめのサブスクです。
現在取り扱っている作品は約11,000点。すべてアーティスト・画家が描いた原画(1点もの)。Casieではアーティストの活躍の場を見つけることや、ファンとつながるきっかけをつくりたいと考えているそうです。
プランは、作品の大きさによって、ライトプラン(月額2,200円)、レギュラープラン(月額3,300円)、プレミアムプラン(月額5,830円)の3種類。最短で1ヶ月に1回絵の交換が可能で、気に入ったら多くの絵が購入可能です。
風景画、抽象画、動物画、日本画、コラージュなど、平面絵画のほぼ全ジャンルが網羅されており、最初はそのなかから好みの1点を選ぶのは大変です。
そこで、アート診断や風水診断で好きなタイプの作品の傾向サンプルが表示されるシステムや、ライフスタイル別・インテリア別のおすすめアートなどで選びやすくなっています。
人気の作品は季節によって変化するそうで「今の時期なら海や空など夏を象徴する涼しげな作品。春にはピンクを基調とした抽象画や桜の風景画などが人気です」とのことです。
毎月違う絵を飾れるので、自由にいろいろな楽しみ方をしてほしいといいます。
「家族と話しながら、今月はママ、来月は長男、その次は長女が選ぶという楽しみ方や、作品が届いてから家族みんなで飾る場所を決める体験なども、プライスレスだと思います」
また、絵画用テープやフック、絵画スタンド、ピクチャーレールなど、飾り方の方法も紹介されており、相談もできます。
飾る場所をつくることで、お子さまが自分で描いた絵を飾ってみるなど、気軽にアートを楽しむ習慣ができていきそうです。
最後にご紹介するのは、世界の絵本の定期購入サービス「ワールドライブラリーパーソナル」です。
30カ国を超える国と地域から選び抜かれた絵本(日本語翻訳されたもの)が、月額1,300円(送料込)で毎月1冊届きます。
「絵本を受け取るお子さまの年齢に合わせてスタート」または「○歳○ヶ月向けの絵本からスタート」のどちらかのコースを選択すると、絵本専門士が月齢ごとの発達段階に合わせて選書したラインナップによる絵本が送られてきます。
「どんな絵本がいいかな......」と悩まなくていいことに加え、「今度はどんな絵本が届くのかな?」と、親子でわくわく感が広がります。
すでに持っている絵本があれば、絵本を差し替えてもらうことも可能です。
低年齢の時期は、子どもの知育・教育に役立つしかけ絵本(飛び出す絵本)が多いのが特徴だそうです。
「指先を動かしながら楽しめるしかけ絵本は、"つまむ・ひっぱる"という行動が刺激を与え、脳の活性化につながり、子どもたちの知的発達のサポートになります。また、さまざまな国と地域の文化、色彩、考え方などに触れて、国際的な感覚を養うきっかけにもなると思います」
世界各国の絵本はカラフルでビジュアルもバラエティに富んでいるので、部屋に飾るのも楽しみのひとつになります。
「読むだけでなくインテリアとして本棚や壁に飾って楽しんでいただいている様子を、お客さまのインスタグラムなどで見つけることがあります。海外の絵本ということで、大人の絵本好きな方も入会されています」
図書館や書店でなかなか手に入らない絵本がラインナップされているのも、このサービスの魅力。
毎月増えていく絵本で読み聞かせのレパートリーが増え、お子さまの興味の幅を広げるアイテムとしても活躍してくれそうです。
サブスクは、モノを購入する「買い切り方」とは違い、手軽な料金で気軽に始められるのがメリットです。
しかし、毎月定額料金を支払うなど固定費がかかります。便利で楽しいといろいろなサブスクを利用しすぎると、毎月の支払額がふくらむことにもなるので注意しましょう。
「自分や家族の生活を楽しく、心を豊かにしてくれるもの、興味が広がるものは何か」などを考えて、サブスクを有効活用してみてはいかがでしょうか。
2021.07.16 11:31 | |
2021.08.05 11:29 | |
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