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文房具店だけでなく、今や、本屋、雑貨屋、100円ショップ、ちょっとおしゃれなインテリアショップでまで見かけるマスキングテープ。幅や柄もいろいろで、見ているだけでもかわいらしいので、ついつい買っちゃう!という女性も多いかもしれません。
masking(マスクする=包み隠す、覆い隠す)という単語からわかるように、本来は、塗装やシーリングなどの際に、作業箇所以外を汚さないために貼る保護用の粘着テープでした。
セロハンテープやガムテープなどとは全く違い、粘着力が弱いので貼り直しがしやすいし、剥がしても跡が残りません。上から字が書けたり、ナチュラルな質感があることも幸いして装飾、ラッピング、メモなどに使う人たちが少しずつ増加。メーカー側もそれを意識して、かわいらしいデザインのものを増やしていった結果、今のようなブームが起きたのでしょう。
私もマスキングテープ愛好者のひとりです。ちょっとしたメモに使ったり、食べかけのお菓子の袋を留めたり、冷蔵庫の琺瑯容器の中身がわかるように書いて貼っておいたり。見た目がかわいいし安いので、日常使いに本当におすすめ。もちろん、プレゼントの梱包の際にも重宝しています。
今回は、最近お気に入りの使い方をご紹介します。それは、一番上の写真にもあるように、ドラッグストアで買うような化粧品やクリームなど「パッケージがいまひとつ」なアイテムを文字通りマスキングして、かわいい見た目に大変身させること!
パッケージそのままだと、棚に並べてあっても「うーん、、、」となるようなごちゃごちゃ感がありますが好きなデザインのマスキングテープで覆ってしまえば、抜群にかわいくなり、なんだかすっきり片付いたような感じに。
中身がわかるようにテープにそのまま品名を書いてもいいし、柄の多いテープの場合、無地のテープに書いて上から貼れば大丈夫。ビタミン剤の容器などに使う場合は「1日何粒」と書いておいたりして、要するに使う人がわかるようにしておけばよいと思います。
チューブタイプの容器など、形が多少変則的なものでもマスキングテープなら、けっこうきれいに貼れます。
右端の容器のように、上下が少しすぼまっているものは、すぼまり部分に貼るとき何ミリかごとに切れ目を入れて折り込みながら巻き付けていくときれいにいきます。
多少ゆがんでしまっても、それがまた味わいに見えるのもマスキングテープの長所。細かいことは気にせず、好きに巻き巻きしてみてください。
ごちゃっとしていた棚の中がすっきりかわいくなると、なんだかうれしくなってきます。
2019.06.12 15:51 | |
2019.07.26 15:28 | |
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