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何気ない生活音が、知らず知らずのうちに近所迷惑になることもあります。
マンションやアパートのような集合住宅では、生活音が住人同士のトラブルにつながることも多いようです。
我が家として使っている、リビングやお部屋でのなにげない生活音が、騒音になることもありますので、気づかないうちに加害者側になってしうこともあるかもしれませんね。
今回は、マンションやアパート生活で気をつけたい“生活音”や“騒音”についてチェックしていきます。
騒音トラブルのほとんどが上下階、左右両隣との生活騒音。音は空気を伝わるだけでなく、床や壁などの固体を伝わって届くものもあります。
ピアノやステレオなどは音量を抑え、壁から少し離して置くとよいですね。ピアノの下には、ピアノ専用の防音マットを敷くとより効果的です。
ダイニングの椅子のように、頻繁にフローリングの上を動かす家具には、脚もとに音を吸収するフェルトシールなどを貼りましょう。
普通の生活音でも、時間帯によっては騒音となります。
例えば、深夜や早朝の入浴や掃除、洗濯。洗濯機の振動は日中でも響きますので、脚もとにはホームセンターなどで市販されている「防振ゴム」をつけることをオススメします。
また、お子様が走り回ったり、跳ねたり、大人が歩く音も床を伝わり、想像以上に下階に伝わっているもの。とくにかかとからドスンドスンと歩く音は響きますので、気をつけましょう。
最近では深夜にパソコンのキーボードを打つ音がうるさいなどの被害もあるようです。キーボードの下に防音マットなどを敷くとよいでしょう。
仕事などで毎日帰宅が遅く、深夜に生活音を出すことが多い方は、あらかじめ下階の人に事情をお話してもよいと思います。
ある調査によると、騒音トラブルでは音そのものより、音を出す人の無神経さが原因になっているという報告もあります。
また、音を出している家の人をまったく知らない場合、65%が聞こえてくる音を迷惑と感じ、あいさつする関係になっていると35%に減り、さらに立ち話をするような関係にまでなると25%に減るそうです。
このことから、日ごろから近隣と顔の見える関係をつくっておくことがいかに大切かわかりますね。
マンションやアパートなどの集合住宅での暮らしは、他人への思いやりある生活を心得ることがトラブルを防ぎます。とくにお子様がいるご家庭は、上下左右の近隣と、家族ぐるみのコミュニケーションを普段から作っておくとよいですね。
2019.10.24 20:51 | |
2019.10.24 20:52 | |
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