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ピーターラビット、ぐりとぐら、ちいさいおうち、はじめてのおつかい・・・子どもの頃、何度もページをめくった「お気に入りの絵本」が、あなたにもあったことでしょう。
幼心を踊らせてくれた名作は、大人になった今でも十分に楽しめるもの。また最近は、親子で一緒に楽しめるものや、大人向けの絵本も増えています。
魅力的な絵本の世界にひたってみませんか?
3月27日から「絵本週間」が始まります。
「赤い靴」「裸の王様」「人魚姫」「親指姫」「マッチ売りの少女」など、多くの名作を生んだデンマークの作家・アンデルセンの誕生日(4月2日)をはさんだ2週間、として制定されているものです。
彼の作品が初めて日本に紹介されたのは明治の中頃。日本の画家たちが美しい挿絵をつけ、広く愛されるようになったのです。手始めに、アンデルセンの名作を読み返してみるのもいいかもしれません。
アンデルセンの故郷・デンマークは、風景画のような美しい自然に囲まれ「おとぎの国」ともいわれています。
絵本の魅力はさまざまですが、たとえば、短い中で物語が完結すること、絵と言葉がセットなので説明が過剰にならない(想像力が働く)こと、好きな絵を眺める感覚で何度も読み返せること、などが挙げられます。
パソコンやスマホ、ゲームが身近になった今の時代は「ページをめくる」という行為も一種の楽しみといえるでしょう。
そんな絵本の楽しみ方は、じつは子ども以上に大人に必要なものなのかも。実際、「友達へのプレゼントに」「自分用に」と買っていく人も多いようです。
自分で絵本を手作りしてみる、というのも新しい楽しみ方ですね。
東京税関の発表によると、2006年の絵本の輸入冊数は2374万冊と過去最高で、2001年から6年連続で記録を更新中。少子化の中でのこの状況は、大人への絵本人気も背景にあるといえるでしょう。
最近の売れ筋として、音の出る絵本や、立体的な絵が飛び出すものなどがあります。
中でも、アメリカの作家ロバート・サブダの精巧なポップアップ絵本は各地で大ヒット。
男の子が喜びそうな恐竜、女の子が好きそうなアリス、白でまとめた大人向けまで、性別や世代を超えて愛されています。
絵本の世界に思う存分ひたるには、部屋のムード作りも大切です。仕事や家事を終え、入浴もすませて、お酒かミルクティーでも飲みながらゆっくりと・・・。そんな時間の演出に一役買うのが照明です。
主照明は控えめにして間接照明の優しい光を上手に生かし、手元は読書しやすい明るさのライトで照らします。
好きな音楽を小さく流し、アロマやお香の香りをプラス。心地よくリラックスして、眠る前のひとときを優雅に過ごしてくださいね。
2021.07.16 12:00 | |
2021.07.16 12:08 | |
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