緑茶のおいしさは、茶葉の種類以上に温度が重要

緑茶のおいしさは、茶葉の種類以上に温度が重要

暑くなってくると「冷蔵庫にどんな飲み物を常備するか」は大問題。
子どもがいると1〜2リットルは平気で消費します。
ジュースや炭酸もいいけれど、やっぱり基本はお茶。
ペットボトルだとゴミになるし高くつくので、大容量のピッチャーにつくっておくのがおすすめです。

せっかく日本人に生まれてきたのですから「おいしいお茶」を日常的に飲みたい!ですよね。
お茶にもいろいろな種類がありますが、今回はカテキンやテアニンの豊富な「緑茶」に注目してみたいと思います。

緑茶は「温度」で味が変わる!

緑茶をおいしく味わうためには「茶葉の種類」はもちろん重要ですが、それ以上に大切なのが「温度」です。

じつは、わが家の息子は筋金入りのお茶好きで、小3のときの夏休みの自由研究で「おいしいお茶の温度」という実験をし、小冊子にまとめました。

実験の結果、息子が一番おいしいと感じたのは常温(26度)の水出し、その次が70度に冷ましたお湯でした。
この結果は大人もほぼ同じだったので、一般的に「水出し」「70度」はおいしいと感じる温度だといえます。

なぜ温度で味が変わるのか?

それは茶葉から抽出されるカテキン、カフェイン、テアニンなどの成分量が温度帯によって変わってくるため。
たとえばカテキン(渋味)やカフェイン(苦味)は低温では出にくく高温になるほど多く抽出されますが、テアニン(甘味)は低温でもしっかり出ています。

「渋味を感じてすっきりしたい」というときは高温で淹れればいいし「甘味を楽しみながらゆっくりしたい」ときは70度程度に冷ましたお湯か常温の水で淹れればよいのです。

良質な茶葉を使うときにはとくにその甘味や旨みを存分に味わいたいので、ぜひ70度程度のお湯で淹れてみましょう。
子どもも大人もおいしく飲めるはずです。

ちなみに、沸騰したお湯をいったんポットに移すと約10度下がります。
調理用の温度計がない場合「急須やコップにお湯を移す工程を経るたびに約10度ずつ下がる」と覚えておくと便利です。

水出しならこうした温度のことを考える必要もなく、お茶パックに適量の茶葉入れ、水と一緒にしばらく置いておくだけなので、もっと簡単で失敗知らず。
ごくごく飲みたい夏には、水出し緑茶がぴったりです。

ところで写真の緑茶がとてもきれいなグリーンの色合いをしていることにお気づきでしょうか?

一般的に流通している茶葉は「やぶきた」という品種がほとんどで「緑茶」といいつつ、やや黄色っぽい色味です。
ペットボトルの緑茶なども、実際の色は緑ではなく黄色に近いですよね?

じつは、今回ご紹介している茶葉は「つゆひかり」という希少な品種で、甘さと旨みが豊富で、美しい緑色をした茶葉なのです。

ワイングラスで味わうと美しい緑が存分に楽しめるだけでなく、「つゆひかり」の持ち味である甘い香りもしっかり堪能できるので、ぜひ一度ワイングラスで味わってみてください。
本当に、びっくりするほどおいしいです。

普通の緑茶でもワイングラスで飲むと普段より香りが立つので、「ワイングラスで緑茶」はぜひぜひ試してみてくださいね◎

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