食器や鉄板についた油汚れの落とし方

食器や鉄板についた油汚れの落とし方

焼肉後のギトギト汚れもスッキリ!食器や鉄板についた「油汚れの落とし方」をご案内します。

8月29日は焼肉の日。夏バテ気味の体にスタミナをちけてもらおうと、全国焼き肉協会が制定した日です。焼肉だけでなく、ステーキや唐揚げなど、肉類は真夏の体力維持にもってこい。美味しくモリモリ食べた後は、食器やフライパン、鉄板などの油汚れをきっちり落としましょう。

ギトギト油を放っておくと益々取れにくくなってしまうので、使ったら早めに落とすことが大切です。

効率的に食器を洗うには汚れに応じた「仕分け」から

ご飯を食べた茶碗、飲み物用のグラス、肉の油でギトギトの皿。これらは汚れの性質も度合いも違います。すべて一緒にして洗っているという方は、そこから改善してみましょう。

たとえば飲み物を入れただけのグラスなら楽にキレイにできるのに、それに油汚れが移ったとたん、手間は倍増。

まずは、汚れの程度と性質に合わせて食器を仕分けすることです。

洗う順番は「油汚れの少ないもの」から。そうすれば、汚れをほかの食器に移すことなく効率的に洗えます。

汚れは乾燥すると落ちにくくなります。食後すぐに洗わない場合は、お湯でさっと予洗いしておきましょう。

仕分けの後は「下処理」をして汚れをより落としやすく!

油やマヨネーズ、ソースなどが付着した食器類は、まずクッキングペーパーや古新聞などで軽く汚れを拭き取ります。汚れがほかの食器に広がるのを防ぐうえ、排水も汚さないので一石二鳥。

米のとぎ汁や麺のゆで汁には油を落とす効果があるので、捨てずに取っておき、洗剤で洗う前に食器や調理器具を浸けておくのもおすすめです。

また、ご飯や芋類などデンプン質の汚れは時間が経つとこびりついてしまうので、それらを食べた食器は早めにぬるま湯に浸けましょう。

手荒れの気になる方は肌に優しい石けんを使ってみて。固形でも液体でもOKですが、あらかじめ泡立てておくのがポイント。目の粗いスポンジやアクリルたわしを使ってしっかり泡立てましょう。

流しに入れる前のフライパンや鉄板も「下処理」を忘れずに

フライパンや鍋などの調理器具も、いきなり洗剤を付けて洗うのではなく、古新聞や要らなくなった衣類・布製品の切れ端などで汚れを拭き取りましょう。

乾いた汚れや油などはお湯をたらすか、少量の水を入れて再加熱してから拭くと落ちやすくなります。

焼肉で使った鉄板は、余熱のあるうちにヘラなどでだいたいの汚れを除去。洗った後は火にかけて水気を飛ばし、あら熱が取れてからサラダ油を薄く塗っておくとさび付きも防げるでしょう。

調理器具の焦げ付きやしつこい汚れには、重曹水(カップ1の水に対し重曹小さじ1程度)なども試してみて。

汚いスポンジで洗うと、その汚れも食器に移してしまいます。

食器や器具を洗う際に使うスポンジも重要なポイント。

食器用もフライパン用も同じもので済ませているという方はいませんか?その方法では油汚れを広げてしまい、効率的な食器洗いはできません。

スポンジは、食器用、グラス用、調理器具用など、汚れの程度に合わせて使い分けましょう。

また、濡れたまま・汚れたままのスポンジは雑菌の温床となるので、食器洗いが終わったらスポンジ自体もよく洗い、しっかりと乾かすことが大切です。

スポンジを使った後は洗剤でよく洗います。熱湯消毒や酸素系漂白剤での殺菌も効果的。最後は水きれのいい場所で十分に乾燥させましょう。

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