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汚れない・汚れを溜めない予防掃除で大掃除をラクに!手軽なアイテムを使った大掃除のアイデア

汚れない・汚れを溜めない予防掃除で大掃除をラクに!手軽なアイテムを使った大掃除のアイデア

年末の大掃除で窓やベランダ、玄関、水まわりなどを一気にきれいにする方も多いと思います。掃除は寒くて嫌だという方も多いですよね。しかも、寒い時季は油汚れが落ちにくくなるので、キッチンのコンロまわりのお掃除も大変です。

そこで今回ご紹介するのは、大掃除はもちろん普段の掃除もラクになる「予防掃除」のアイデアです。家が汚れないように工夫することで、面倒な掃除の手間を減らすことができます。"汚れを未然に防ぐ"ということですね。

予防掃除の第一歩は、ものをばらばらとたくさん置かないこと。ものが多ければ汚れが付く場所も多くなり、掃除も面倒になります。キッチンの上に調味料などを置いていると油汚れが付着しますし、どかして拭くのも面倒です。

つっぱり棚に浮かせて収納することや、引き出しにしまうことで、毎日サッと汚れを拭いて汚れが溜まらないキッチンになります。

予防掃除に役立つアイテムのひとつは、きれいに剥がせるのが特長のマスキングテープ

予防掃除に役立つアイテムのひとつは、きれいに剥がせるのが特長のマスキングテープ。おすすめは抗菌剤や防カビ剤が入ったマスキングテープで、100円ショップでも購入できます。

防カビ剤入りは結露が発生しやすい窓、お風呂やトイレなどの水まわりに、抗菌剤入りはキッチンや電気のスイッチなど手を触れる場所にと、分けて使うといいでしょう。テープの幅も種類があるので、貼る場所に合わせて選べます。

マスキングテープを貼る場所・その1

マスキングテープを貼る場所・その1は、窓サッシのレールです。掃除機で埃を吸い取っても隅の埃が取れず、ブラシや水を使って汚れを落とし、拭き取ってきれいにするなど、手間がかかります。

そこで、きれいに掃除したレールに、マスキングテープを隙間なく貼っていきます。テープの幅が細くて隙間ができる場合は、2列に重ねて貼ります。汚れや水分、油分が残っていると粘着力が弱まるので、しっかり拭き取ってから貼りましょう。

これで汚れがつきにくくなり、汚れたら貼り替えてキレイをキープできます。

マスキングテープを貼る場所・その2

マスキングテープを貼る場所・その2は、浴室のドアまわりです。窓と同様に、テープを貼る前にその場所をきれいに掃除して拭きます。黒カビや汚れがつきやすいドア下の枠の境目と、通気口上のパッキンの部分にテープを貼りました。

白いテープなので、貼っても目立ちません。同じ色で目立たなくすることや、逆に柄のテープでかわいく見せるなど、テープの色柄選びもポイントです。

マスキングテープを貼る場所・その3

マスキングテープを貼る場所・その3は、キッチンと壁、洗面台と壁などの隙間を埋めているコーキング部分です。このコーキング部分に汚れがつくと取れにくくなります。特にキッチンまわりのコーキングは油汚れがつきやすく、汚くなりがちなので、マスキングテープで保護して汚れを防ぎましょう。

このほかにも、壁やドアのつなぎ目や"隅っこ部分"など、汚れが溜まりやすく掃除が面倒な場所を予防すれば、貼って剥がすだけの簡単お手入れになります。

テープを貼る際は、場所に合わせて隙間ができないようぴったり貼ること、定期的に貼り替えることが大切です。

油はねガード

続いては、キッチンまわりの油汚れを予防するアイテム、油はねガードです。常に設置しておくスタンドタイプや、調理するときだけ立てて使うタイプなど、さまざまな種類があります。

常に設置する場合は見栄えがよく安定感があるものを、使うときだけ設置して使わないときは折りたたんで長く使えるタイプの場合は、安定感があるものを第一に選ぶといいでしょう。これらは繰り返し使えますが、使った後に掃除する手間がかかります。

掃除をラクにしたい方におすすめなのは、100円ショップでも購入でき、ある程度使えて、汚れたら交換できる使い捨てタイプです。使うときだけ設置すれば、壁にまで飛び散る油を防ぐことができ、コンロまわりの少しの部分をサッと拭くだけでキレイを保てます。

冷蔵庫

続いては冷蔵庫です。冷蔵庫には常にいろいろなものが入っていて、掃除の頻度が低いという方もいると思います。しかし、調味料の液だれや食材の水分などで汚れが付着し、不衛生になることも多い場所です。

冷蔵庫の予防掃除としておすすめは、調味料の液だれの汚れを付着させないためにキッチンペーパーを敷くことです。ドアポケット部分にキッチンペーパーを折りたたんで敷き、汚れたら取り替えます。

また、野菜室の野菜くずも溜まりやすいので、新聞紙を下に敷くことや、紙袋を高さに買わせて折り込んで、野菜を入れて保管する方法もおすすめです。こちらも汚れたら交換するだけの手間いらずです。

換気扇に貼るフィルター

最後にご紹介する予防掃除アイテムは、換気扇に貼るフィルターです。換気扇を掃除しないで放置し続けると、換気機能が悪くなり、埃や匂い、湿気などが溜まる原因にもなってしまいます。

換気扇を長期間掃除せず、大掃除で取り外したらすごい埃に驚いた、という経験がある方もいるのではないでしょうか。

この対策として、100円ショップなどで売っているフィルターを貼っておくと、換気扇の内部に溜まる埃の多くを防ぐことができます。

フィルター全面がシールで貼れるものや、面ファスナー(マジックテープ)を四隅に貼り付けてフィルターを交換できるものなど、いろいろあります。

全面シールタイプは、きれいに貼らないとしわができるので、面ファスナーで装着するタイプのほうが簡単です。月に1回程度、フィルターを交換しましょう。

まとめ

汚れない・汚れを溜めないようにする予防掃除のアイデア、いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した以外にも、ものを下に置かずに吊るす収納も、掃除をしやすく汚れを溜めないアイデアのひとつです。

先にひと手間かける、工夫することで、掃除をラクにする予防掃除。大変な大掃除の手間が半減するなど、そのメリットは大きいといえます。本格的に寒くなる前に、実践してみてはいかがでしょうか。

2023.11.13 15:57
2023.11.13 15:58
住い・生活
大掃除

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