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刺身や寿司、蕎麦、とろろ、ステーキなどに添えていただく「わさび」。ツンと鼻に抜ける辛さがたまりませんよね。
本わさび(日本原産のわさび)は健康食材としても知られており、血液サラサラ作用、抗酸化作用、解毒作用などにより、美容と健康へのさまざまな効果が期待できると言われています。
今回は、普段の食卓でわさびをおいしく楽しむ簡単レシピをご紹介します。わさび産出額全国1位の生産地・静岡県で百余年の歴史を持つわさび専門店「山本食品」さんに教えていただきました。
生わさびを自分ですりおろして使うのももちろんおいしいですが、チューブタイプのおろし本わさびは手軽に使えて便利です。こちらは、100%本わさびを使用した「追い茎本わさび」。通常のおろし本わさびに、シャキっとした歯ごたえのわさびの茎が入って、食感も楽しめます。
これを使って「まずは試してほしい!」と言うのは「わさび丼」。温かいご飯の上にかつお節をたっぷり乗せ、醤油をちょっぴり、そして「追い茎本わさび」。全体を混ぜていただきます。わさび特有の辛さと香り、爽やかな後味、そしてシャキシャキした食感。シンプルだからこそ、わさびのおいしさがわかる一品です。辛さが苦手な方はわさびを少なめにして、味を調整しましょう。
続いては「和風ペペロンチーノ」です。茹でたパスタ100gに、オリーブオイル大さじ1~2、「追い茎本わさび」大さじ1/2、醤油大さじ1を入れて混ぜ合わせます。お皿に盛り、刻みねぎとかつお節、黒コショウを適量ふりかけてできあがり。お好みでわさびを追加します。「追い茎本わさび」は、生おろしわさびでも代用できます。
わさびの辛味や香り成分は揮発性が高いので、食べる直前にさっと混ぜるのがポイント。醤油を加え、かつお節やねぎをトッピングすることで、和風好きにはたまらない一品になります。
続いては、希少な静岡県の「三島わさび」、サラサラのオリーブオイル、醤油が染み込んだサクサクのわさび茎と白ごまなどが入った "食べるオイル"「わさびオイルふりかけ アヒージョタイプ」を使ったレシピです。
この「わさびオイルふりかけ」は、いろんな料理にちょい足しするだけで料理のレパートリーが広がる便利な商品。おすすめは、卵かけご飯と豚汁だそうです。
卵かけご飯をつくってから、『わさびオイルふりかけ』を乗せてお召し上がりください。わさびの風味と醤油の香ばしさ、ザックザクの食感がクセになります。いつもの卵かけご飯に飽きたな...と感じたら、ぜひお試しください。
豚汁も同様に、いつもの味に「わさびオイルふりかけ」をちょい足しすると、まろやかでちょっと洋風な味わいに変化します。
オリーブオイルでコクが増し、サクサクの具がアクセントに。立ち込める湯気から、わさびのツンとした風味が広がります。
わさびは乳成分との相性がよく、乳製品と合わせることでおいしく食べられるといいます。
わさびソフトクリームでは、バニラの乳成分がわさびの辛味を包んで辛さがマイルドになり、最後に辛味がツンときます。まぐろの赤身とトロを食べたとき、同じわさびの量でもトロのほうが辛味を強く感じないのも同じことです。トロの油がわさびの辛味を包んでいるのです。
アイスクリームの上にわさびを乗せて食べてみると...甘さのなかにわさびの辛さがほどよく加わって、爽やかな味わいに変身!チーズと一緒に食べるのもおすすめだそうです。
ご紹介した以外にも、サラダのドレッシングやカルパッチョ、クリームパスタなどの料理ともよく合うわさび。簡単においしく、健康のことも考えて、わさびを取り入れてみてはいかがでしょうか。
2021.06.25 18:45 | |
2021.06.25 18:56 | |
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