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近年、おしゃれな大人の間で頻繁に聞かれるようになった「グレイヘア」、ご存知ですか?
2018年の流行語大賞にノミネートされ、テレビや雑誌で特集が組まれたり、関連の書籍が続々出版されたりするようになっています。
その先駆けであり、グレイヘアを目指す女性の憧れと言えるのが、モデルで岩城滉一さんの妻でもある結城アンナさんや、女優の草笛光子さん。東日本大震災を機に白髪染めに疑問を抱き、美しいグレイヘアに変身した近藤サトさんも記憶に新しいところです。
今まで習慣的に白髪染めを繰り返している人はご用心。ここで一歩立ち止まって、鏡のなかの自分を観察してみましょう。
不自然な真っ黒や明るい髪色は、かえって年齢を際立たせるもの。また、染めを繰り返すことで髪も地肌も傷みます。
パサついて潤いのない髪は、たとえ染めていても、むしろ老けて見えるものです。
もしも鏡のなかの自分に、ちぐはぐな印象を感じたら、それは似合わない白髪染めのせいかもしれません。これは大人にしかできないグレイヘアに挑戦するチャンス。
ナチュラルな黒~銀色~白のグラデーションをきれいに見せるスタイルに切り替えてみませんか。
グレイヘアへの一歩めは、白髪染めをやめること。やめて半年くらいは生え際の白さが広がってきて染めたくなるかもしれませんが、グッと我慢。この移行期のタイミングで染めた部分をバッサリカットして、ショートカットを楽しむのもいいでしょう。
また外出時に人目が気になるなら、帽子をおしゃれとして楽しむ手もあり。秋から冬は防寒のため帽子の出番が多くなる季節。ニット帽やベレー帽、キャスケットなら屋内でかぶっていても、おしゃれとして違和感もありません。
半年が経つころにはグレイヘアのショートカットが完成。1年が経つころには、グレイヘアのボブカットも。
このころには白髪染めによるダメージから髪や地肌も回復するはず。
移行期も含めてグレイヘアをきれいに見せるコツは、適度なツヤとハリ。肌や髪に馴染むオイルを使った頭皮マッサージなど、頭皮ケアをこまめに行い、シャンプーやリンスは、ハリやコシを高めるものを選びましょう。
つややかなグレイヘアは、上品で知性的な印象をもたらしてくれるとともに、黒髪のときには手を出せなかった色合いの服やメイクに、挑戦する力を与えてくれます。
髪色に透明感があり軽やかなので、赤やピンク、グリーンやマスタードなど発色のよいキレイな色合いや、大柄のプリントを着こなせるように。デザイン性の高い眼鏡や大ぶりで存在感のあるアクセサリーもサラリと似合います。
真っ赤なルージュもパッと花が咲いたように顔全体をイキイキと見せてくれるはず。
大人になった今の年齢だからこそできるグレイヘアで、もっと素敵な自分になりましょう。
2019.10.02 20:24 | |
2021.01.01 16:52 | |
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