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介護が必要な状態にならないための重要な要素の一つに、十分な「たんぱく質」の摂取があります。
シニアになるとメタボリックシンドローム(メタボ)を気にして野菜中心の食事になる傾向にあります。また、歳を重ねると食べやすい煮野菜料理をメインディッシュに選ぶことが多くなります。しかし、ここに落とし穴があります。
実は今、たんぱく質をはじめ大切な栄養素が不足し、気がつかないうちに栄養失調になっている方が増えてきたと言われているのです。
栄養失調の状態になると免疫力が低下し、感染症に罹りやすくなります。また、たんぱく質の摂取不足から筋肉量が減り、骨も弱くなり、転倒や骨折をしやすくなってしまいます。
転倒や骨折で介護や支援が必要となる状態を、ロコモティブシンドローム(ロコモ)といいますが、近年、このロコモになるケースが増えています。

介護が必要になった要因を厚生労働省が調査したところ、2014年度の調査では、要支援状態の1位は「関節機能低下」でした。膝や股関節等の骨が弱くなり、身体を支える筋力の低下によって関節の状態が悪化するのです。
また、ロコモは高齢者だけの問題ではありません。「最近足が上がらない」「つまずきやすくなった」「歩くのがおっくう」「エレベーター、エスカレーターが大好き」「重たい荷物が持てない」などの場合はロコモ予備軍かもしれません。
個人差はありますが、40歳代でも上記に当てはまることがある人は、すでに筋肉量の減少が始まっているかもしれません。

ロコモにならないために重要なのは、バランスの良い食事と適度な運動を継続することです。
私たちが健康に生きていくためには「たんぱく質」「炭水化物」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」の「五大栄養素」が必要です。
毎日の食事で肉、魚、野菜等、バランス良く、しっかり噛んで美味しくいただきましょう。
厚生労働省が出している「日本人の食事摂取基準」(2015年版)でも、シニアがたんぱく質をしっかり摂るように重要性が強調されています。
また「エレベーターやエスカレーターではなく、階段を使う」「歩幅を広くして、速く歩く」など、日々の生活の中に運動習慣を取り入れて、適切な運動も心がけましょう。毎日の食事と運動で『元気力をあげて』いきましょう。
| 2019.05.27 16:35 | |
| 2021.09.16 20:58 | |
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