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朝、目覚めた直後に何を飲んでいますか? 喉の渇きを感じやすい夏はもちろんですが、季節を問わず起き抜けの飲み物はとても大切です。その理由としてよく知られているのは「睡眠中に失われた水分を補給する」というもの。
さらに、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動を促して腸を活発にし、消化吸収や排便をスムーズにする効果も期待できます。温かい飲み物なら、血行をよくして代謝機能をアップさせることもできるでしょう。
せっかくなので、心身を快適に目覚めさせるものを摂りたいですよね。今回は「朝によいといわれる飲み物」をご紹介します。ご自身の気分や体調に合う最適な一杯を探すヒントにしてみてください。
最も手軽なのはお水。便秘解消に重きを置きたい人は冷水で腸を刺激するのも一案ですが、冷えが気になる方や寒さが厳しい季節には白湯がおすすめ。
沸いた後もしばらく沸騰させ、飲むときはある程度冷ましてからゆっくりと。手早く用意したい場合はミネラルウォーターをマグカップに入れ、電子レンジで50〜60度程度に温めてもOKです。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌には整腸作用があります。腸内環境を整えることで便秘が解消されるだけでなく、免疫力向上にも好影響があるといわれています。
「R-1乳酸菌」や「プラズマ乳酸菌」などインフルエンザに強いといわれる乳酸菌を含むヨーグルトドリンクもあるので、好みや効果に応じて飲んでみましょう。白湯を飲んだ後にヨーグルトドリンクを飲む、という"連続技"もおすすめです。
体のだるさや二日酔いの症状を感じるときに取り入れたいのが、お酢を使った飲み物です。酸っぱすぎると飲みにくいので、リンゴ酢などフルーティーな果実酢を使ったジュース感覚のドリンクがおすすめ。
お手製のフルーツヴィネガーをつくってもよし、濃縮タイプを薄めて飲んでもよし、もっと手軽に市販のお酢ドリンクを買うのもよし。好みの一杯を探してみましょう。
「白湯がよいと言われても、飽きてしまいそう。できるだけおいしいほうがいい」という人も多いでしょう。そんなときにおすすめなのがノンカフェインのハーブティーです。すっきり目覚めるペパーミントや爽やかな香りのレモングラスなど、朝にふさわしい一杯を探しましょう。
個人的に最近よく飲んでいるのは、天然の鮮やかなブルーの色合いが美しい「バタフライピー」とレモングラスのブレンドティーです。
水出しでOKなので前日からピッチャーなどに入れておくとよいでしょう。
ちなみにこのバタフライピー、最初はきれいなブルーなのですが、レモンやライムなどを垂らすと紫色に変わります。目にも鮮やかで、朝から幸せ気分になれますよ!
起き抜けにいきなり飲むのは難しいですが、白湯や水などを飲んだ後にぜひ補給したいのが一杯のみそ汁。「みそ汁は朝の毒消し」ということわざがあるほど、朝のみそ汁は健康にいいといわれています。一汁三菜のしっかりとした朝食を摂れない場合も、みそ汁だけは飲んでおくとよさそうですね。
忙しい朝ではありますが、毎日のことですから、積み重なれば体への影響はきっと少なくないはず。おいしく健康に、朝の一杯を吟味してみてはいかがでしょうか。
2022.09.16 18:44 | |
2022.10.13 11:25 | |
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