紫外線が健康に与える正しい知識で健康習慣

紫外線が健康に与える正しい知識で健康習慣

古い昔から、日光には殺菌力があることが知られていました。虫払い、土用干し、曝涼などは、強い日光の力、紫外線を利用してダニやカビ退治を行うものです。紫外線は、太陽の光に含まれる電磁波の一種で、波長によって3種類に分けられます。

地球には届かない短波長紫外線(UVC)
オゾン層に遮られて地表には届きません。
皮膚がんの原因になる中波長紫外線(UVB)
ほとんどがオゾン層で吸収されますが、一部が地表に到達し、強い日焼けを引き起こします。皮膚がんの原因にもなります。
老化の原因になる長波長紫外線(UVA)
人の真皮層(皮膚の内側)にまで達します。肌の弾力を奪い、老化の原因になります。

このように、私たちの生活に欠かせない紫外線ですが、健康に与える影響について正しく知っておく必要があります。

紫外線の量は変化する

紫外線

紫外線の量は、季節、一日の時間帯、天候や場所により常に変化しています。

一年のうちで紫外線量が最も多くなるのは、5月から8月です。一日のうちでは夏場は、朝6時頃から上昇し昼12時頃にピークに、冬場だと朝7時頃から上昇し午前11時頃にピークに達します。

天候の影響も大きく、快晴時の紫外線量を100%とすると、曇りで約60%、雨天で約30%といわれ、曇りや雨天でも紫外線は降り注いでいるのであなどれません。曇りでもしっかりとした紫外線対策が必要です。

また、高地や新雪が積もっている場所にいると影響を受けやすいです。

紫外線が健康に及ぼす影響

太陽の光は、私たち人間、「ヒト」が健康に生きていくうえで欠かせません。

私たちの身体は、太陽の光を浴びることで生活リズムを整えています。朝日は生活リズム(体内時計)をリセットします。そして、日中太陽の光を浴びることで、気持ちがよくなり心を穏やかに保つ機能が働き、夜の心地よい睡眠を整える準備をしています。

また、丈夫な骨を作るためにも太陽の光は欠かせません。血中のカルシウムを骨に届けるにはビタミンDが必要ですが、ビタミンDは紫外線の中波長紫外線(UVB)を一日15分程度浴びることによって体内に作られます。

しかし、紫外線を浴び過ぎると皮膚の炎症、皮膚がんが生じやすくなり、シミ、そばかす等の色素沈着を起こすといわれ健康に害を与えます。

紫外線が及ぼす人体への影響を最小限に

太陽の光を健康的に使うために、紫外線による人体への影響を最小限する注意をしましょう。

紫外線量を知る
気象庁による紫外線情報文武図を活用して、紫外線量を調べて、買い物やウォーキング等のスポーツ、旅行などは、紫外線量の少ない時間外や時期に計画しましょう。紫外線量が多いときには外出を控えるか、日陰を探して直射日光にあたらないように工夫しましょう。
UVクリームを塗る
太陽の光を直接浴びる顔や手、足にはUVクリームを塗りましょう。UVクリームも種類が多く出ています。有効な利用方法や種類を販売員に相談しましょう。
紫外線をさえぎる衣服を着用する
帽子、日傘、サングラスなど、紫外線を通さない衣服を活用しましょう。特に、帽子をかぶって外出する習慣はお勧めです。
日頃の健康習慣
日頃から良質な食事を心がけ、水分をしっかりとるようにして、身体の中からUVケアを行いましょう。
正しい知識を身につける
環境省の「紫外線環境保健マニュアル2015」には、紫外線の「ヒト」への有効性や害の詳細が記載されています。
  • 環境省の「紫外線環境保健マニュアル2015
    環境省の紫外線環境保健マニュアル2015
2019.05.26 21:27
美容・健康

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