世界で1番わかりやすい、スパイスを使ったカレーの作り方

世界で1番わかりやすい、スパイスを使ったカレーの作り方

暑さが続いて夏バテ気味、食欲もあまりない......そんなときにぴったりの食欲増進メニューといえばカレー。いつもは市販のルーでつくっている方も多いと思いますが、趣向を変えて、スパイスからつくる本格カレーに挑戦してみませんか。

今回は、神奈川県鎌倉市にある老舗インドスパイス店で、ネットショップ「インターネット・オブ・スパイス」ではスパイスの販売とともに数多くのレシピを公開しているアナン株式会社のメタ・バラッツさんに、夏におすすめのスパイスカレーについてお聞きしてきました。

基本のスパイス

カレー作りの基本のスパイス

まず、これだけはそろえたい基本のスパイスがこちら。

(写真左から)カレーらしい香りがする「クミン」、赤唐辛子の「チリ(レッドペッパー)」、パクチーの種「コリアンダー」、ウコンの「ターメリック」の4種類です。

クミンはホール(植物の種子や実などを原形のまま乾燥させたもの)、そのほかはパウダー(ホールを粉状にしたもの)です。ホールは最初にじっくりと油で炒めることが多く、パウダーはおもに調理途中に加えます。

この4種類のスパイスと、スーパーで買える材料を使ってできるカレーを「世界で1番わかりやすい、スパイスを使ったカレーの作り方」として公開しています。スパイスカレー初心者の方は、最初にこれをつくってみましょう。

スパイスからつくるカレーに欠かせない「テンパリング」(ホールスパイスの香りを油に移す作業)や、「カレーペースト」づくりについてもくわしく紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。

基本の4種類の次にそろえたい応用スパイス

基本の4種類の次にそろえたい応用スパイス

基本の4種類の次にそろえたい応用スパイスがこちら。

(写真左上から時計まわりに)ピリッとした辛みのある「カルダモン」と「マスタードシード」、料理の色付けに使われる「パプリカ」、そして「クミン」の4種類。カルダモンとマスタードはホール、パプリカとクミンはパウダーです。

ジンジャーポークカレー

ジンジャーポークカレー

基本・応用8種類のスパイスを使ってできるのが「ジンジャーポークカレー」。生姜&豚肉パワーで元気を回復できるメニューです。

豚肉の下準備に少し時間がかかりますが、つくり方は簡単。レシピを見ているだけで、おいしそうな香りと味が伝わってきます。

「漬け込むことでお肉が柔らかくなります。そして、ゆっくり煮込むことでコクや旨みが増し、スパイスの香りとともに楽しめます」とバラッツさん。

さつまいもチキンカレー

さつまいもチキンカレー

続いて、「スパイスでつくるカレーは、子ども向きではないかも」と思っている方にご紹介したいのが「さつまいもチキンカレー」です。ターメリック(ウコン)とミルクを合わせてつくるインド発祥のドリンク「ゴールデンミルク」が簡単につくれる「ゴールデンミルクブレンド」を、スパイスとして使用します。

さつまいもの甘みを生かしたマイルドな辛さなので、「刺激が少ないほうがいい」という方にもぴったり。ボリュームもあって、家族でモリモリ食べたい一品です。

コリアンダーチキンカレー

インドのスパイスを使ったカレーで非常に多く使われるのはチキン。シンプルなチキンカレーにパクチーをプラスした「コリアンダーチキンカレー」は、まさにアジアンテイスト。コリアンダースパイスと、パクチーをミキサーにかけたソースも投入されており、パクチー好きにはたまらない一品です。

こちらはチキンカレーにパクチーをプラスしていますが、シンプルなスパイスカレーにオイスターソースを加えるとコクが出て食べやすさが増すなど、いろいろなアレンジも楽しめます。

チャナチャット

最後は、インドのサラダ「チャナチャット」をご紹介します。チャナ(ひよこ豆)、じゃがいも、タマネギなどの具材と、ライムジュースやグレープフルーツの酸味、チャツネの甘み、そしてスパイスが融合した爽やかな一品。さっぱりと食べやすく、食欲増進の強い味方になりそうなメニューです。

「スパイスは香りなので、スパイス×塩で味をしっかりとつくることが大事です。カレーだけでなく、ちょっとした炒め物にお気に入りの香りのスパイスを加えてみるのも楽しいと思います」とバラッツさん。

基本のスパイスを使ったカレーをマスターしたら、好みのスパイスをそろえて自分流にアレンジ。暑さを乗り切るメニューをはじめ、美容と健康にもいいスパイスを食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

2019.08.16 20:15
食物・飲物

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