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僕はゴマを使ったお菓子が好きで、特にアイスが好きなんですが、そもそもゴマ単体は甘くないのに、お菓子に合うというのは、かなり不思議じゃないですか?
それも洋菓子から使われるようになったわけでもなく、日本の料理には昔からよく登場していると思いますし、健康食材としてもかなりポピュラーな食材。
和菓子でも馴染みの食材であり、「おはぎ」が有名でしょうか(実は最近知りましたが西日本では「おはぎ」の三種はあんこ、きなこ、ゴマではなく青のりなんですね)。
そんなゴマ好きですが、「黒のタルト」という、ネーミング通り真っ黒なタルトを発見。これはすぐに「ゴマだな!」とピンと来ました(誰が見てもそう思いますよね?)。
それでもゴマのタルトというのは少し珍しい気もします。どこのメーカーだろう?と思って見てみると、パティスリーヒロアキ。
届いたので開けてみると、ゴマがギッシリ!この量、想像以上で圧巻。ここまでふんだんに使われているのを見る機会がないので、少し動揺してしまいます。
アップではこんな感じ。
本当にギッシリ詰まってるのがよーく分かります。それもこれが表面だけじゃなく、具の栗を除くと、中までゴマが詰まってます。大胆な発想なうえに、健康によさそう。
そもそもゴマは栄養分が豊富で、健康や美容によいと言われてますが、たぶん、ある程度の量を摂取しないと効果は出づらく、ご飯にちょこっと乗ってる程度では意味がないかもしれません。
その点、このケーキはワンカット食べるだけで、1ヶ月ぐらい分のゴマを摂取できるのではないか?と思えるぐらい栄養はありそう。さらにゴマは擦ったほうが良いのですが、表面以外はすりごまというのもうれしい。
もちろんお菓子ではあるので、食べ過ぎにはご注意ですが、ちょっとぐらい多めに食べても許されるでしょう...。
黒のタルトの具として、中には栗の渋皮煮が入っています。栗の渋皮煮とは、文字通り栗の鬼皮だけ剥き、渋皮を残した状態で煮ること。これで旨味が凝縮するそうです。手が込んでいるし、なにより栗とゴマはベストマッチと言えるほどの相性。
早速カットして食べてみると、擦ったことで生まれるゴマの香ばしい香り、しかりとしたゴマの味、ほど良い甘さが一気に広がります。ここまでゴマが主張されたお菓子はなかなか経験したことがありません。それだけでも食べてみる価値はあると思います。
サイズは大と小があるので、人数によってもサイズが選べるところも魅力。ぜひ黒のタルトを食べて、美容と健康のためにも存分にゴマを楽しんでみてください。
2019.07.02 21:25 | |
2022.10.04 13:42 | |
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