湿気の多い季節にもキレイを保つ冷蔵庫の清掃法

湿気の多い季節にもキレイを保つ冷蔵庫の清掃法

気温も湿度も高くなる梅雨時期は雑菌やカビの繁殖が心配です。食べ物も傷みやすくなり、冷蔵庫の活用頻度がアップする時期。冷風が無駄なく行き渡るよう入れ方などにも工夫が必要ですが、これからの季節はとくに掃除・消毒が重要です。外側も中身も清潔に保って鬱陶しい梅雨時期も快適に冷蔵庫を活用しましょう。

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手垢・油がつきやすい扉や取っ手は、マメに拭き掃除を

食べ物を保管する場所だけに、清潔さが命の冷蔵庫。食品をただ詰め込むだけでなく、しっかりお手入れしたいものです。汚れはためこむと厄介なので、マメに掃除をして常にキレイを保ちましょう。

まず、表面や取っ手などにつきやすい手垢や油ハネは、気づいたらその都度拭き取ります。

落ちにくい場合はアルカリ性洗剤などを使用しても。少量の洗剤をつけた雑巾で全体を拭き、その後かたく絞って水拭きすればOK!

使い古しのTシャツやタオルなどを適当な大きさに切って置いておけば、掃除のとき便利

食べ物のカスや汁などはそのままにせず、逐一キレイに!

「冷蔵庫は低温に保たれているから大丈夫」と思いがちですが、食品のカスや汁気などが残っていると雑菌やカビの原因に。見た目にも不潔に見えてしまうので、汚れに気づいたらすぐに除去して清潔に保ちましょう。

食品を保管する場所ですから、強い洗剤は避けたいところ。日々の汚れなら、お湯につけて絞った布巾などで十分に落とせます。そして週に一度は、アルコールタイプの除菌スプレーやエタノールなどでしっかり除菌!

食品の入れ方にも要注意!

  • 肉や魚などの生ものは空気に触れると酸化して傷みやすくなるので、容器や袋に入れて密閉
  • 瓶や缶のホコリや汚れは拭き取ってから。調味料などを使った後、口についた液体もしっかり拭いてから冷蔵庫へ

数ヵ月に一度は庫内の大掃除

マメに掃除をしていれば汚れはたまりにくいものですが、家中を大掃除するのと同様に、冷蔵庫も数ヶ月に一度、少なくとも半年に一度は徹底的にお掃除を。活用度が増していく春先こそ、「大掃除」にぴったりです。庫内の食品を取り出して、すみからすみまでキレイにしましょう。

  1. 冷蔵庫の電源を切り、中の食品を取り出します。
  2. 外せる棚は外して、キッチン用の洗剤で洗います。汚れが落ちたら流し台の上などでしっかり乾燥。
  3. 庫内は洗剤を薄めて布巾に含ませ、丁寧に拭きます。布巾はマメにすすいで常に清潔な面で拭きましょう。
  4. 十分に水拭きしたら、アルコール(エタノール)などを使って除菌します。
  5. から拭きしてしっかり乾かしてから、食品を中に戻しましょう。

見逃しがちなゴムパッキンまで掃除すれば完璧!

ドアの裏側にあるゴムパッキンの手入れもお忘れなく。

洗剤やエタノールをつけた雑巾で拭き掃除をし、水拭き・から拭きをしておきます。黒ずみが取れなかったら、その正体はカビかもしれません。

キッチン用の除菌・漂白剤などを綿棒などに含ませてこすり、しばらくしてから水拭きしてみましょう。

庫内のニオイが気になるときは活性炭脱臭剤などを置き、定期的に取り替えましょう。

2019.10.31 20:30
2021.06.28 19:28
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