大人世代のライフスタイル提案メディア
暑くなったり、寒くなったり、どしゃぶりの雨が降ったり・・・嫌な天気が続いていますね。
さてさて、さっそくですがちょっと夏を先取りして、涼しいお菓子を取り寄せてみました。お茶元みはら胡蝶庵の「こだわりの濃厚抹茶ぷりん」。お茶元みはら胡蝶庵は、抹茶をたくさん使ったお菓子をつくられているお茶屋さんです。
抹茶ぷりんは冷凍で到着します。冷蔵では賞味期限が短いため、冷凍なんですね。食べたい分だけ解凍というのは注文しやすいです。冷凍のままですとだいたい3週間が賞味期限です。
解凍の仕方は簡単で、冷蔵庫から冷蔵庫に食べたい分だけ移動。それで4〜5時間くらいでしょうか。解凍されてから24時間以内が賞味期限になるので、前日の夜に移すと次の日はいつでも食べごろ。
朝うっかり入れると、まだかなまだかな?とソワソワしちゃうので、ここは落ち着いて前日に入れましょう。
さて、無事解凍が終わったものがこちら。色鮮やかな抹茶色をしています。抹茶は光に当たると変色してしまう、非常にデリケートな素材らしいので、この鮮やかな緑が出ているのは、とても丁寧につくられた証拠なんだと思います。
それにしても抹茶という素材は、いろいろなお菓子の材料と相性がよく、日本を代表するお菓子の材料になっていると思います。海外のお菓子職人さんたちは知っているんでしょうか...?ぜひとも試していただきたいです。
食べてみると、商品名の通り抹茶の味が濃厚。抹茶は焼き菓子では香りが引き立ちますが、プリンのようなクリーミーな状態のほうが、味そのものの主張は強い気がします。抹茶クリームが入ったシュークリームなどがそうですね。
このプリン、特徴的なのが二つ。1つはカラメルが入っていません。余計なものを入れず、素材本来の味を楽しんでいただきたいということ、それからもう1つ抹茶の味を引き出すために、卵は使わず寒天を使用しているそうです。それで抹茶の味が引き立って濃厚さが出ているのかもしれません。
プリンには難点が1つ。それは容器に入っていて、某メーカーの有名プリンのように、裏の棒を折ってお皿に乗せるということがなかなかできないので、容器に入れた状態で出さないといけないことが多いと思います。
やっぱり形が崩れると見栄えが悪いですもんね。でもこの抹茶ぷりんは、そんなことないことを発見しました!下に置いていたお皿に試しに乗せてみようと盛ってみると・・・
まるで抹茶アイスのようにも見えます。その上、溶けないというのがポイント。すくったときの多少の崩れも味があって、全然違和感ないと思いませんか?
これは和の雰囲気がそうしているのだと思います。ざる豆腐などもそうですが、このざっくり盛りつけたというのがよく見えるのは、日本的な美のセンスではないでしょうか。盛りつけるお皿も大事ですが、とても美味しそうと思えてしまう。いきなり試したのが、思いのほかよい方向に行きました。
これから夏のお客さんをお迎えするとき、この和のデザートはぴったりですね。品もあるし、とにかく溶けない。冷凍庫に常備しておけば、重宝すると思います。
アイスは暑いとついつい食べすぎてしまいがちですが、冷凍庫から冷蔵庫に移さないといけなく、しかもすぐに食べられない、ここで一度理性が働く、いい具合に摂生のコントロールもできてる、こういった面でもとてもよい冷菓になるのではないでしょうか。
これからの季節、特にオススメしたい逸品でした。
2019.06.30 22:04 | |
スイーツ |