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小学生になると勉強することがだんだん増え、子どもの興味も広がっていきます。「将来のためにスポーツや習い事をさせたい」と思う親御さまも多いと思いますが、子どもに自主性が出てくる小学校3年生ぐらいまでは、あまり詰め込まず、家庭生活のなかで将来を豊かに生きていくためのさまざまな力を身につけることが大切だといわれています。
読書は、語彙力や読解力がつくことはもちろん、集中力や想像力、コミュニケーション力などさまざまな力を養うことにつながります。たくさんの本を読むことで、学力向上と心の成長につながるのです。
そこで今回は、親子で楽しめる、お子さまが自分で本を読むようになるなど、毎日の読書時間が楽しくなるアイデアと、お父さん・お母さんにおすすめの絵本情報サイト&アプリをご紹介します。
まず、いつでも本が読めるよう、家のなかに本だなをつくりましょう。おもちゃと同じように、すきな本をならべていくと楽しくなってきます。絵本や図かん、マンガなど、どんな本でもオーケー。遊ぶ部屋、ねる部屋、テレビの横など、家のなかのいくつかの場所に本をおいておくと、いつでも読めるのでおすすめだよ。
毎日、お父さんやお母さんに本を読んでもらうのも、本を好きになる方法(ほうほう)です。夜ねるまえに好きな絵本を読んでもらうと、ゆめのなかでつづきが見られるかもしれないよ。だから、こわい本はえらばないほうがいいね。
お父さん、お母さんは、自分が子どものころ好きだった本や名作をぜひ読んであげてください。おもしろいところがつたわるよう、ゆっくり、はっきり、自然(しぜん)な感じで読んでくださいね。
読んでもらって好きになった本は、自分ひとりでも読んでみましょう。そして読み終わったら、お父さんやお母さんと、おもしろかったところや物語の続きを考えて、話し合ってみるのもおすすめだよ。
ひとりで読むとき、声に出して読むのもいいね。声に出すと、物語の主人公(しゅじんこう)になることや、いろいろな人のセリフを言うことができるので、だんだん楽しくなってくるはずだよ。
いろんな本を読むと、お気に入りのお話や主人公、同じ人や絵が出てくるシリーズが見つかって、もっと読みたいという気持ちになります。
スマホやタブレットで本を読むことができるアプリを使うと、たくさんの本からえらぶことができます。出かけるときに持っていくのもラクなので、いつでもどこでも本が読めるのがいいよね!
スマホやタブレットを使うときは、ねる前ではなく昼間に使うことや、長い時間見ないことが大切だよ。目がつかれることや、ねむれなくなってしまうことがあるので気をつけましょう。「一日10分読む」など、決まりをつくるといいですね。
ここからは、「たくさん本を読んであげたい、子ども自身でも読んでほしい」というお父さん、お母さんにおすすめの絵本・児童書情報サイト「絵本ナビ」をご紹介します。
アプリをダウンロードして無料でメンバー登録すると、アプリで1冊まるごと一回だけためしよみできるのが特徴です(約2,200作品、月3冊まで)。月額580円のプレミアム会員になると、約500作品が読み放題になります。
ためしよみで気に入った本を購入できるので、お子さまと一緒に選ぶ楽しみがあり、購入後は何度も読む楽しみがあります。
年齢別、絵本・読み物(児童書)・図鑑などのジャンル別、季節・行事・内容などのテーマ別といった本を探しやすい機能があります。読み聞かせにおすすめの本など、参考になるコンテンツもたくさんあります。また、スマホやタブレットで読めるデジタル絵本も増えています。
絵本で楽しく英語を身につけてほしいという方には、「絵本ナビえいご」アプリがおすすめです。アプリでネイティブ英語の絵本の読み聞かせを聞いて、発音ゲームなどで遊んでいるうちに、自然と「聞く・読む・話す」力を伸ばすことができます。
毎日ちょっと本を読む時間を決めて、いろいろな本を読んで、好きな本をさがしていく。それを続けることで、自主性が出てきたときにも自分から好きな本を読むようになります。
本が好きになる習慣を、毎日の生活のなかにいろいろな形で取り入れてみてはいかがでしょうか。
2022.10.20 18:58 | |
2022.11.04 18:50 | |
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