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マンションやアパートなどの集合住宅では、我が家の「専有部分」のように使用している場所でも、実は「共用部分」であることが多くあります。
例えば窓やお隣との境界になっている壁は構造の一部であり「共用部分」となっています。また、バルコニーや専用庭、玄関ドアなども「共用部分」です。つまり、建物全体の構造に関わるものは「共用部分」とされているのです。
今回は、意外と知られていない共有部分を紹介します。
たとえ自分の住居前であっても、廊下や階段は共用部分。火災などの緊急時には大切な避難通路となるので、障害となる私物は置かないようにしましょう。
こちらも共用部分。管理組合の許可なく勝手に窓を交換したり、色を塗ったりしてはダメですよ。
お子様のエレベーター遊びやいたずらが故障の原因となり、閉じ込められたり、ドアに手を挟まれたりすることも。小さなお子様の一人乗りや、いたずらなどないよう、注意が必要ですね。
エントランス近くにある集合郵便受けも、専用使用できる共用部分。勝手に鍵を交換するなどはしないようにしましょう。
お部屋は専有部分ですが、バルコニーや専用庭は共用部分。緊急時には避難通路となるため、物置など避難の妨げになるようものは置かないように気をつけて。また、専用庭は敷地の一部なので、温室や物置などを作るのは控えましょう。
ルールとマナーを守るために「共有部分」を知ることは大切なこと。住人みんなが意識すれば、ストレスのないマンション・アパート生活が送れるのではないでしょうか。
2019.10.24 20:24 | |
2019.10.24 20:32 | |
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