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リボンのような蝶々のような、モノトーンのパスタ。帽子の形をした色とりどりのパスタ。初めて見たときは「なんてかわいらしい!でも、ホントに食べられるの!?」と思いました。
今回ご紹介するマレーラのパスタは、色といい形といい、パスタの域を超えた芸術品です。
高品質の小麦を使い、手作業の職人技で生み出される色鮮やかなパスタたち。この美しい色はすべて天然で「ホントに食べられるの!?」という疑問は愚問にすぎません。モチモチしていて、ソースのからみ具合もすばらしいのです。
原産国は、パスタの国・イタリア。イタリア半島のかかと部分に位置するプーリア州で作られています。
考案したのはパスタ職人のアントニオ・マレーラ。日本以外でも、ブランド名やパッケージを変えてイギリス、フランス、アメリカ、スペインなどで販売されている、まさに世界が認める一流のパスタです。
種類はいろいろあって、どれを買おうか迷うほど。今回は4種類のマレーラパスタをご紹介したいと思います。
写真手前から時計回りに、色とりどりの蝶々が詰まった「プリマヴェーラ」、モノトーンの色合いがモダンな「ファルファレ ゼブラ」、カラフルで小さなストライプのミニ帽子「ソンブレリーニ」、そしてオランダ帽子の形がキュートな「オランデシーネ」。
まずは「プリマヴェーラ」でサラダを作ってみましょう。
よくあるシーザーサラダも、蝶々パスタのおかげでこんなに鮮やか!イエロー、ピンク、グリーン、オレンジなどの色合いはウコン、ビーツ、ほうれん草、パプリカの色だそう。モチモチした食感はドレッシングとの相性も抜群で、ぜひぜひ試していただきたい一品です。
マレーラパスタの茹で時間は、形状や使い方によって異なります。たとえばプリマヴェーラは、茹で上げてすぐに使う場合は約9分。茹でた後にオリーブオイルをまわしかけ、しばらく置いてから使う場合は約5分。いずれにしても、強火だとこわれる危険があるので、中火で茹でて、おたまなどを使って丁寧にすくいあげます。茹で時間や茹で方については、説明書が付いているのでご心配なく!
ソンブレリーニは、形を活かして中に詰め物をしてみました。詰めたのは、7分立てにした生クリームにバジルペーストとクリームチーズ、ハムを混ぜて塩コショウで味をととのえたもの。卵を多めにしたタルタルソースなどを詰めてもおいしそうです。
マレーラのパスタは見た目も味も抜群なのですが、これだけ手の込んだ品だけに、値段が高めなのが唯一の難点。でも、サラダやグラタン、スープなどのトッピングにしたり詰め物をして前菜にしたり、という使い方なら一度に使う量が少なくても、見栄えはかなりいいので、コスト的にもさほど厳しくないような気がします。
でも、たまにはドーンとメインディッシュで!
ファルファレ ゼブラのモノトーンな色合いを活かして生クリームを使ったソースを合わせてみました。パスタの存在感がメインなので、具はサラミとマッシュルームだけ。
ソースの作り方を簡単に。まず、フライパンにオリーブオイルとにんにく、アンチョビを入れて炒め、アンチョビの臭みを飛ばします。細かく刻んだイタリアンサラミとマッシュルームも加えて、しばらく炒めたら生クリームを投入。生クリームと同量のお湯(←パスタの茹で汁)を加えて塩コショウで味をととのえます。仕上げにバターを加えてもOK。
パスタは5分ほど茹でてからよく水気を切り、ソースの入ったフライパンに入れてしばらく一緒に煮詰めます。味がなじんできたらできあがり。しっかり味のからんだゼブラパスタは、とっても美味。モチモチしていて食べ応えもあります。
ホームパーティの際は、ぜひマレーラのパスタで食卓を華やかに演出してみてください。
2021.07.05 15:18 | |
2021.07.05 15:25 | |
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イタリアン, パスタ, マレーラ |