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アウトドアで過ごすのがなんとも気持ちのいい季節。今回は、火起こしから火の調整までBBQを手軽に、おいしく楽しむためのコツをご紹介します。
BBQの本場アメリカでは、BBQを仕切るのは一家の大黒柱の役目。火起こしはもちろん、火加減や焼け具合まですべてを管理し、ピットマスター(BBQを仕切る人)として家族や友人にふるまうのです。
いわば「鍋奉行」のようにBBQをパーフェクトに仕切るかっこいいピットマスターを目指してみましょう!
上の写真のBBQグリルは、アメリカで60%以上のシェアを誇るWEBER社のものです。蓋をして蒸し焼きができるので、豪快にカットした大きめの肉でも焦げずに中まで火が通ります。そのうえ、カッコイイのでおすすめのアイテムです。
「さぁBBQを楽しもう!」となったとき、意外に苦労するのが火起こしです。いろいろやってみたけどなかなか着かなくて苦労した、という経験がある人は多いのではないでしょうか。
そんなとき、ぜひ試していただきたいのが着火剤+成型炭(チャコールブリケットなど)の組み合わせ。
BBQは「なるべく手軽に、のんびりと」というのが楽しむ極意なので難しい火起こしをしなくても、便利な道具を使ってみてください。
無臭の成型炭(今回はKINGSFORDのチャコール炭を使用)に着火剤を差し込み、ライターで火を着けます。この後、うちわで扇ぐ必要はありません。10分ほど放置して煙が出なくなったら、頃合い。グリルをセットして、焼き始めましょう。
このときのポイントは、上の写真のように炭を片側に寄せたままにしておくこと。これは「スリーゾーンファイヤー」と呼ばれるやり方で、炭の真上が強火、少しずらした真ん中あたりが中火、炭の反対側が弱火、という具合に使い分けるのです。
塩・胡椒(お好みでハーブもおすすめ)で下味を付けた肉をまずは強火ゾーンで両面こんがりと焼き、その後は中火ゾーンに移して中まで火を通します。
焼き上がったら弱火ゾーンに移しておけば「いつのまにか真っ黒焦げ」ということも防げるし、肉と同時に野菜を焼くときにも中火・弱火をうまく使うとおいしく焼けます。
野菜は直火よりアルミ箔で包むと上手に焼けます。
おいしそうな匂いがただよってきました!分厚い肉は、包丁で切り分けてから各自のお皿にサーブしましょう。
好みでステーキソースやタレなどをかけて、めしあがれ。アウトドアで味わう焼きたての肉や野菜。おいしくないわけがありませんよね。
2021.07.04 19:00 | |
2021.07.09 19:07 | |
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