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暑い夏だからこそ、七味唐辛子で辛みたっぷり。食欲をそそる香りと、体にシャキッと活を入れる辛みで、暑気払いしましょう。
京都や長野の老舗の味や、江戸伝統の香りもいいけれど、自分好みの辛さを楽しむなら、自家製のオリジナル七味唐辛子を。調理は材料を炙る程度で、手間いらず。スパイスとフードプロセッサーさえあれば、料理に不慣れな男性でも自慢の味がつくれます。
基本の材料は、トウガラシ、ゴマ、ケシの実、サンショウ、陳皮(ちんぴ)、麻の実、青海苔。地方によって、またつくり手の好みによって別の材料を使うこともあるといいます。ほとんどがスーパーや食材店で手に入りますが、陳皮だけは少々手に入りにくい場合も。
陳皮はミカンの皮を干したものですが、柚子やレモンの皮のフリーズドライでも代用できます。自分でつくるなら、無農薬栽培の柑橘を手に入れて皮をカラカラに干し、フードプロセッサーで細かく砕きます。
ゴマ、ケシの実、麻の実は、フライパンで軽く煎りましょう。香ばしい香りがしてきたらOK。粗熱がとれたら、フードプロセッサーにかけましょう。
市販のものは細かく砕いたものが多いのですが、粗く砕くと歯触りや香りを楽しめます。
トウガラシは種とヘタをとって、フードプロセッサーにかけましょう。トウガラシは細かく砕いたほうが、味にかたよりが生じません。
すでに粉状になった市販品を使えば、さらに簡単です。
砕いたサンショウと青海苔を加えて、混ぜ合わせます。何をどんな割合で混ぜ合わせるかは、お好みで。
今回は香りを一層楽しみたいので、陳皮とサンショウ、青海苔を多めに。自分好みの配合にできるのが、自家製の醍醐味です。
できあがったら、香りや辛みがフレッシュなうちに食卓へ。
使うごとに必要な分だけ作って使い切るのが理想ですが、面倒ならばふた付きの密閉容器に入れて冷蔵庫で保管を。ただし、なるべく早く使い切りましょう。
炊きたてごはんに七味唐辛子とちりめんじゃこを加え、ほんの少量の醤油をたらして、さっくり混ぜます。
まんべんなく混ざったら、おにぎりにします。
ちりめんじゃこの代わりに、かつおぶしを使うのもおすすめです。
香りと辛みがきいたおにぎりは大人の味。お酒のアテにもぴったりです。
2021.06.25 21:58 | |
2021.07.06 10:58 | |
フード・ドリンク | |
調味料, 唐辛子 |