ピクニックをオシャレに~アイテム紹介・選び方

ピクニックをオシャレに~アイテム紹介・選び方

サンドイッチやおにぎりなどいつもと同じメニューでも、外で食べるとなんだかおいしく感じるものです。その「外で食べるおいしさ」をさらに増幅させ、心地よさとワクワク感まで付け加えてくれるレジャー、それがピクニックです。

ピクニックといえば、イギリス。19世紀には「Picnic Society」という組織が結成され、オシャレな人たちの間で、野外での食事や軽い運動を楽しむこと、つまり、Picnicが定着していきました。

気軽にできるのがPicnicのいいところですが、Picnic Societyの人々は食器などの持ち物に気をつかい、料理もお酒もかなり豪華だったといいます。

そもそもPicnicはpotluck(持ち寄りのパーティ)という意味のフランス語「pique-nique」から来た言葉ともいわれ、単に「外で食べる」だけでなく、仲間同士で食べ物を持ち寄り、景色を満喫しながら「食事を楽しむパーティ」なのです。

ピクニックアイテム

もちろん、肩肘を張る必要はありません。でも、気軽でカジュアルな雰囲気でありながらも、ちょっとしたアイテムをそろえるだけで素敵なピクニックをいつでも楽しむことができます。

まず、欠かせないのは、籐のバスケット。英国ではピクニックハンパー(hamper)と呼ばれ、蓋を開けると陶器のお皿やカップ、カトラリーなどが、かわいいおままごとセットのように収納されています。

英国の有名ブランドが手がける高価なハンパーもありますが、ネットショップなどで探せば、安価なタイプも入手可能。

ただし、数千円程度のものだと、セットされている食器がプラスティックである場合がほとんどなので、これはぜひ、陶器の皿とコップ、ステンレスや木のカトラリーに替えてみてください。その際は、実際にバスケットをお店に持参してベルトの長さに合う食器を探すのがおすすめです。

わが家でも、ピクニックハンパーは3,000円少々。お皿やカトラリーは、新たに買いそろえました。紙でもプラスティックでもなく陶磁器や木の器。これがあるのとないのとでは、ピクニックの雰囲気はまったく違います。それに、紙のお皿って風に飛ばされるしラグに置いても安定しません。ゴミが増えるのも問題です。

お料理は、チーズやハム、サンドイッチなどをお好みで。バゲットと具材を持って行き、現地でサンドイッチを仕上げるのもおすすめです。ピクニックハンパーは厚みがあって、食器のほかに食べ物もいろいろと詰められるので何かと重宝します。

ワイングラスは割れるのが心配だし、かさばるので持ち運びが大変ですが、この「GSIネスティングレッドワイングラス」はプラスティック、しかも足が取り外せてコンパクトになる優れものです。分解すればこのグラスもハンパーに収納できます。

それから、ラグも重要です。裏地が防水処理されていて、くるんと折り畳めるタイプが1枚あると重宝します。たとえば写真のラグは1,000円で買ったものですが、表地がフリースでやわらかく裏はもちろん防水です。

アウトドア用品(トランギア ストームクッカー)

食事の後は、散歩や軽い運動、お昼寝などをそれぞれに満喫しましょう。

アウトドア用品(トランギア ストームクッカー)などをうまく活用してお湯をわかし、ティータイムを楽しむのもおすすめです。

素敵なバスケットと陶器のお皿、手軽でおしゃれな料理、座り心地のいいラグ。これだけあればピクニックはまさに「屋外パーティ」のように快適に、素敵になるのです。

芝生のきれいな場所まで車で行くのもいいし、近場の公園や広場でワインでも飲んでのんびり昼寝するのもいいですよね。

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