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イタリアンと言いつつ、厳密にはイタリア料理ではありません。日本の食べ物を「日本風うどん」「日本風おにぎり」なんて言わないように。イタリアのサンドイッチは「パニーノ(複数形はパニーニ)」と呼ばれます。
各地方特有のパンを使って生ハムやサラミ、チーズなどをたくさんはさみ、じつに豊かなバリエーションがある、それがパニーノです。
では今回ご紹介するのはどこの料理かというと、アメリカです。細長いパンを縦半分にスライスしてたっぷりの具材をはさんだ「サブマリンサンドッチ」の一種で、もともとイタリア系移民が地元の味をアメリカで再現したといわれています。
日本でつくる場合は、バゲットかバタールを使います。バタールのほうが太く短いので、このサンドイッチにはバタールが向いてるかも。
一番のポイントは「サラミやプロシュット(生ハム)などイタリア産加工肉の薄切り」を必ず使うこと。イタリアンドレッシングで味付けしたレタスの千切りも大量に入れます。あとはトマト、イタリアのチーズ(パルミジャーノなど)などをお好みで。「たっぷり具材」がおいしさの秘密です!
お肉はイタリア系の加工肉ならどんなものでもOK。サラミだけでなく、生ハムやコッパなど数種類を混ぜて使うとよりおいしくなります。
下の写真は材料のイメージですが、これだとサラミが少なすぎ。肉類は大量に入れるのがコツです。チーズは薄くスライスして使うので少量でOK。旨味たっぷりのイタリア産パルミジャーノ・レッジャーノ(もしくはグラナパダーノ)を使いましょう。
レタスは、バタール1個に対して半分くらいは余裕で使います。千切りにしてイタリアンドレッシングと和えておきますが、ドレッシングは市販品でOKです(おすすめは「キューピーテイスティドレッシング イタリアン」。とってもおいしいです)。
つけあわせには、ピクルスとポテトチップス! これがアメリカの大定番です。
レタスをドレッシングで和えているのでたっぷり入れてもパンやほかの具材とのなじみがよく、とってもおいしいです。白ワインにもジンジャーエールにもコーヒーにも合います!
一度この味を知ってしまうとやみつきになるので、うちの息子も「そろそろあのサンドイッチがまた食べたい」と定期的にリクエストしてきます(笑)。皆さんも、たっぷりの具材でぜひ一度つくってみてください。
小さめに切ってラップやアルミで包めばピクニックのお弁当にもぴったり◎
春になったらご近所の公園に家族で行って、おいしいイタリアンサンドイッチをほお張りたいものです!
2021.02.18 21:56 | |
2021.02.18 21:57 | |
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