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夏になると飲みたくなるドリンクって、ありますよね。冷えたビール、ソーダ水、氷いっぱいのフレッシュジュース。そしてこの夏のイチオシは、見た目もさわやかなモヒートです。
ライムとミントの清涼感が暑い夏にぴったりのモヒートは日本でも数年前から知名度を上げているカクテル。
世界NO.1ラムとして知られるバカルディが、缶入りのバカルディ・モヒートを発売したことからも、その人気ぶりが伺えます。手軽な缶モヒートも悪くはないですが、フレッシュなライムとミントでつくる、自家製モヒートのおいしさにはかないません!しかも、つくり方はとてもシンプル。
まず、ミントを用意します。鉢植えでも簡単に育つし用途も広いので、ぜひ植えてみましょう!モヒートにはスペアミントを使うのが一般的ですが、私はさわやかな香りの、アップルミントを愛用しています。
ベースはホワイトラム。写真のバカルディ(スペリオール)のほか、ロンリコ(ホワイト)、ハバナクラブ(3年もの)などがおすすめ。いずれも1本1,000円前後と、入手しやすいお値段です。
モヒートは古くからあるカクテルで、長らくキューバのローカルドリンクとして親しまれてきましたが、ヘミングウェイがこのカクテルを愛し、作品にも登場させたことで一躍有名になり、今では世界的な人気を誇ります。
その分、レシピもさまざまで自由に楽しめますが、基本はラム酒、ミント、ライム、砂糖を使うこと。さっそくつくってみましょう。
ミントは10〜12枚ほど。たっぷり使うと色合いもキレイです。ライムは半分ほど使いました。皮ごと入れるので、しっかり洗っておきましょう。最後に飾るスライスを1枚残し、あとは適当な大きさにカットします。レモンで代用してもOK。
一般的なレシピでは、まずグラスにミントを入れて、すりこぎで押しつぶしてからライムを加えてさらにつぶすのですが、私はミントの苦味が出すぎないほうが好きなので、ライムを最初に入れて、しっかりと果汁を絞ります。
つぶしたライムの上にミントを加え、すりこぎでさらに押します。つぶす、というより、エキスを押し出す感じでしょうか。この時点ですでにさわやかな香りがただよっています♪
続いて、甘味を加えます。アイスコーヒーやアイスティ用のシロップを使うと、溶けやすくて便利です。シロップ1個(9g)〜2個でちょうど1杯分の甘味付けにぴったり。
氷をグラスすれすれまでたっぷり入れたら、ラム酒を投入。濃さはそれこそお好みですが、目安として40ccぐらいから始めてみましょう。あとは、炭酸水をなみなみと注ぐだけ。マドラーでしっかり混ぜて、ライムを飾ればできあがりです。
ライムとミントのグリーンがとってもさわやか〜!飲み口は見た目通りさっぱりしていて、甘味もほどよい。抜群の清涼感ですが、ドライすぎないところが若者や女性にうける理由のひとつかもしれません。
ベーシックなモヒートも、材料の選択や配合でさまざまな味わいが楽しめますが、それ以外にも軽くつぶした桃やぶどうを加えたり、柑橘類の代わりにレモンシャーベットを加えたりと楽しみ方は自由自在。
お酒を飲めない人やお子さん用にはミント、ライム、シロップ、炭酸水、氷だけでつくるノンアルコール モヒートもおすすめです。
また、ラム酒はコークと合わせた「キューバリブレ」など、ほかにもいろいろなカクテルが楽しめるので、モヒート以外にもいろいろとお試しください。始まったばかりの暑い夏。さわやかなカクテルで、楽しくおいしく乗り切りましょう。
2019.06.12 18:10 | |
2019.07.26 15:26 | |
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