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三寒四温の季節、気の早い桜の開花予想も聞こえ出して、徐々に春の足音が聞こえてきました。そこでご提案! 春らしい和菓子を手づくりして季節を先取り。レンジでつくれて簡単&安全。親子で一緒に手づくりを楽しむこともできます。
桜餅には、長命寺桜餅と道明寺桜餅の2通りがあります。クレープ状に薄く焼いた皮で餡をくるんだ長命寺桜餅は関東が起源、つぶつぶもっちりの道明寺粉で餡を包んだ道明寺桜餅は関西が起源と言われます。
今回、手づくりするのは道明寺桜餅。ころりと丸くかわいらしい形、モチモチの食感が魅力的です。
材料に欠かせないのが道明寺粉。製菓材料店などの専門店で取り扱いがありますが、最近はスーパーなどでも手に入るようになっています。ほかに最低限必要なのは、砂糖とあんこ、桜の葉の塩漬けです。
今回、あんこは市販のこし餡を、砂糖はてんさい糖を用意。そのほかに、道明寺粉をピンク色にするための紫芋パウダー、トッピングに桜の花の塩漬けを用意しました。
まずは道明寺粉と砂糖、紫芋パウダーをよく混ぜます。そこに熱湯を注いでざっくり混ぜてしばらく置き、吸水させます。
その後、ふわりとラップをかけた状態でレンジにかけます(500wで2分間)。加熱が終わったら、ラップをかけたまま15分間ほど蒸らしておきます。
桜の葉と桜花は軽く水洗いしてから、水に10分間ほどつけて塩を抜いておきます。
こし餡はひと口大の大きさで、丸く形を整えます。
粗熱のとれた道明寺粉の生地をひと口大にとって丸めてから平たく形を整え、生地にこし餡をのせます。
道明寺粉でこし餡を包み、こし餡がはみ出ないように気をつけながら綺麗な俵型に整えます。
軽く水気をきっておいた桜の葉で巻いて、桜の花を飾ったら完成。つくり始めからできあがりまで、わずか1時間足らず。意外なほど簡単&短い時間で、びっくりするほどおいしい和菓子ができました。
使った食材の分量の目安は以下のとおり。あんこと生地のバランス、生地の甘さは好みがありますから、それによって使う分量を加減してください。
桜の香りも心地よい、世界にひとつだけの桜餅をつくって、お茶の時間を楽しみましょう。
2020.03.02 20:45 | |
2022.10.04 13:35 | |
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