旬の秋ナスで作る中東のスパイス香る、ひと味ちがう焼きナスディップ

旬の秋ナスで作る中東のスパイス香る、ひと味ちがう焼きナスディップ

日射しはまだまだ強いけれど、空は高く澄んで風もサラリとさわやか。待ちに待った秋の到来です。この季節においしくなるのが秋ナス。キュッと身が詰まってきめが細かく、とてもジューシーです。

せっかくのおいしい秋ナス、王道のこんがり焼きナスもいいけれど、ちょっと目先の違うひと皿に仕上げましょう。レバノンやイスラエル、アラブ諸国をはじめとする中近東の代表的な料理、焼きナスのディップに挑戦です。

焼きナスのディップ・ババガヌーシュは、中東レバント地方の冷たい前菜。中近東料理で幅広く使われる練りゴマのペースト「タヒニ」がたっぷりで、レモンの酸味も効いています。タヒニはゴマを焙煎していないので、色が白っぽく香りもシンプルなペーストです。

中近東独特のハーブ&スパイスをふんだんに使い、エキゾチックな風味にするのも魅力です。

冷やしておけば、ひんやりなめらか。心地よい口あたりと、焼いた皮のスモーキーな香り、スパイスとごまのメリハリある風味が感じられます。

つくり方は、ごく簡単。ナスを皮付きのまま、魚焼きのグリルがオーブンでこんがり焼き上げます。ちょっと焦げるくらいでも大丈夫。燻製のような風味が生まれます。

ナスはヘタだけ外して皮ごとぶつ切りにして、スパイスやハーブ、タヒニやレモン、オリーブオイル、塩と一緒にフードプロセッサーにかけます。焼きナス特有のとろりとした質感になるまで攪拌(かくはん)しましょう。

なめらかさが足りない、風味が足りないと感じたら、途中でハーブ&スパイスや調味料を加えても。

家庭から町の食堂、格式の高いレストランまで幅広く登場し、つくり手ごとに細かいレシピが異なる伝統料理です。細かいことは気にしないで、自分が納得できるバランスに仕上がれば、それが正解です。

焼きナスのディップの材料

ナス(中ぶり4本)、ニンニク2片、タヒニ(練りゴマでも代用可)大さじ1~2、クミンシード小さじ1/2、黒胡椒少々、タカノツメ1/2本、レモン汁30ml、粗塩小さじ1/2、オリーブオイル大さじ1/2、フレッシュコリアンダー適量

使っている素材は植物性のみ。ヘルシーなヴィーガン料理ですから罪悪感も感じらえません。しかしゴマペーストの豊かなコクと、ハーブ&スパイスのパンチある風味のおかげで満足感大。物足りなさとは無縁です。

丸いセルクル型を使って、マッシュポテトと重ねて整形すれば、レストランのような洗練されたスタイルにも。

おいしいバゲットがあれば、それだけで最高のアテに!

キンキンに冷えた白ワインやスパークリング、秋に蔵出しされる日本酒「ひやおろし」と相性抜群です。ピタパンに野菜やハムなどの具材と挟めば、いつもと違うサンドイッチにも。

ブランチ飲みにも、秋の夜長の晩酌にも。簡単手間なし、ヤミツキになること間違いなし。トライする価値あり!です。

2022.10.13 11:16
2022.10.13 11:17
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