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「食べるとむせる」、「食後に咳が出る」、「水を飲んだあと声が枯れる」などの症状が見られたら嚥下障害を疑いましょう。嚥下障害とは、水や噛み砕いた食べ物が飲み込めなくなったり食道ではなく気管に入ってしまう状態で、栄養が吸収されないため栄養失調を起こしたり、誤嚥性肺炎などの呼吸器系の病気にかかりやすくなります。
肺炎はここ数年日本の死因第3位で、その多くが高齢者の誤嚥性肺炎です。誤嚥性肺炎は嚥下障害のため、だ液や飲食物と共に口の中の汚れ、むし歯菌、歯周病菌が肺や気管支に入り込んで発症します。
誤嚥性肺炎を防ぐためには毎日の口腔ケアが大切です。口腔ケアは細菌を減らすだけでなく、だ液の分泌が促され誤嚥を防ぐことにもつながります。
また、いつまでも食べ物をおいしくいただけ、頬などの筋肉が鍛えられアンチエイジング効果もあります。
舌のストレッチ | 舌中心部より先端に向けてマッサージ |
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頬のストレッチ | 歯ブラシの平たいほうを頬の内側につけて上から下に、下から上にマッサージ |
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口輪筋を育てる | 口角以外の印をつまんでマッサージ |
口の中もつまんでモミモミ |
うがいの練習 | 殺菌効果のあるお茶やレモン水などを使ってブクブクうがい左へ 右へ 前方へ |
監修:虹色デンタルクリニック 歯科衛生士・介護支援専門医 渡邉美保子
2019.05.29 21:38 | |
2019.07.26 15:01 | |
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