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豆板醤にコチュジャン、ナンプラーにアンチョビ、バルサミコ、黒酢......。エスニックや本格中華、イタリアンなど気合を入れてつくろうと勢い込んで買ったはいいものの、そのあとは使わずじまい。気がついたら使い切れないうちに賞味期限切れになってしまったことはありませんか?
そこで、そんな調味料を救済する方法をご紹介。身近な調味料に混ぜて、普段からつくっている料理にちょい足しして、おいしく楽しく使い切って、冷蔵庫もすっきりキレイに片付けちゃいましょう。
まずはコチュジャンや豆板醤などの味噌系調味料から。これらはスバリ味噌と混ぜれば間違いなし。ピーナツバターやゴマペーストなども同じように、味噌との相性は抜群です。何種類も一緒に味噌と合わせても大丈夫。分量もコレという決まりはありません。合わせている途中で、味見をして決めるとよいでしょう。
合わせた味噌は保存容器に入れて冷蔵庫で保管。きゅうりや大根、ニンジンなどのスティックにつければ、よいお酒のつまみになります。麻婆豆腐やホイコーロウ、野菜炒めの味付けに使うと味わい深く、なぜか本格的な中華料理風になるから不思議。刻んだネギや青唐辛子などを炒めたものと合わせて練れば、おいしいおかず味噌にも変身します。
ナンプラーやアンチョビも難しく考えず、普段の料理の隠し味に。一番簡単で、意外なほどおいしくなるのがチャーハンや焼きそばです。ナンプラーは最後の仕上げにかけまわして、フライパンを一振り。アンチョビは細かく刻んで、最初にネギや生姜を油で炒めるときに一緒に炒めます。
そうしてできあがったチャーハンや焼きそばは、食欲そそる香りと口に広がる旨味がなんとも言えない一品に。いつもの料理が、プロの味に変わります!
バルサミコや黒酢も、炒め物の調味料として活躍します。例えばジャガイモを千切りにしてさっと炒め、仕上げに塩と黒酢やバルサミコをぱらり。さっぱりとした口当たりの一品ができあがります。
「すっぱいんじゃないの?」という方も安心してください。酢は温めると、とがった酸味がとんで豊かな旨みが残ります。また、鳥の唐揚げや酢豚の肉、BBQや焼肉の肉を漬け込んで下味をつけるのにも便利。お酢の働きで肉が柔らかくなり、旨みが豊かになるのです。
一番簡単なのは、マヨネーズと合わせてディップソースにすること。豆板醤にコチュジャン、ナンプラーにアンチョビ、バルサミコ、黒酢はもちろん、柚子胡椒やカレーパウダー、海苔の佃煮などさまざまな味わいを受け止めてくれます。
これらディップは野菜やクラッカーに塗るのはもちろん、サンドイッチスプレッドにしてもおいしくなります。
いろいろ実験して自分だけのレシピを見つけるのも楽しいもの。冷蔵庫を片付けがてら、楽しみましょう!
2019.06.03 19:58 | |
2019.07.26 15:11 | |
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