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薄切りのパリパリ食感でなじみ深い「日本のポテチ」も好きですが、昔ながらの製法や揚げ油の種類など、いろいろな点にこだわった高級ポテチトップスには、それとは全くベクトルの違う、まさにプレミアムなおいしさがあるのです。何種類か食べ比べてみましょう!
まずはこれ。アメリカ BOULDER CANYONのシーソルト&ペッパー味(399円/142g)です。
「ポテトチップスってこんなにおいしいのか!!」と感激し、ほかのメーカーも試してみよう!と思うきっかけになったのが、実はこのBOULDERなのです。フレーバーも、パルメザン&ガーリック、バルサミコビネガー&ローズマリーなどなど、とても豊富です。
厚めにスライスした高品質なじゃがいもを、良質な植物油を使って伝統的なケトルフライ(釜揚げ)製法でじっくりと揚げ、塩、黒こしょう、にんにく、たまねぎ、酵母エキスなどで自然な味わいに仕上げています。
歯ごたえもいいし、絶妙な味付けも文句なし!
これもアメリカ。DEEP RIVER SNACKSのソルト味(228円/56g)。
こちらも釜揚げ製法でじっくり仕上げてあります。かなりの堅揚げで、ガリガリ!という心地よい食感が楽しめます。
BOULDERは味付けのさじ加減が絶妙だな、という感じでしたが、これは食塩だけのシンプルでベーシックな味。その分、ポテトの風味がしっかり感じられて美味なのですが、ちょっと油の匂いが気になるかな?という印象も残りました。
ほかにはスウィートマウイ・オニオン、ソルト&ビネガーなどがあります。
BOULDER CANYONもそうですが、海外のポテトチップスはパッケージの質感がナチュラルでなんだか見た目からして「プレミアム」な感じがします。
イギリスのTyrrerlls、シーソルト&ブラックペッパー(240円/40g)。
じゃがいも農家である「ティレル」が、種まきから管理してつくったポテトチップスです。黒こしょうの粒々が見た目にもおいしそう!実際、塩気の加減といい、ペッパーのアクセントといい、上質なおいしさです。
ビールにはもちろんですがワインのお供にもよさそうな感じ。
ほかに多数あるフレーバーも食べてみたいな、と思いました。
女の子のコスメを思わせるかわいらしいパッケージが目を惹くこちらは、スペインのSAN NICASIO(280円/40g)。
アンダルシアの小さな村でとれた良質なオリーブオイルを使って釜揚げし、天然塩のみで味付けしたシンプルな味。食感も味付けも控えめで、飾らない自然なおいしさです。
女子ウケしそうなパッケージだし、こういう素朴な味が好きな女性は多いかもしれません。
最後に紹介するのは「フラ印」。
「あぁ、これは知っている!」という方も多いのでは?
フラダンスを踊る女性のイラストで知られるこちらは、日本のポテトチップスの生みの親ともいわれる老舗です。
日本でなじみ深い「元祖・ポテトチップス」といえば、薄切り&パリパリ食感のうすしお味やのりしお味が有名ですが、今回試してみたのは、厚切りポテトを釜揚げ製法で揚げた「マウイチップス」カイ(海)ソルト味(360円/150g)です。
しっかりした歯ごたえとじゃがいもの味がしっかり残っています。1枚1枚が不揃いに仕上がっていて、それが逆に手づくりっぽさを感じさせてなんともいい感じ。かなりおいしかったです!
それにしても、今回買ってみたポテトチップスって、どれもこれも製法や材料にこだわっていて「ナチュラルで体に優しい」ということを信条にしているのがよく伝わってきます。
いわゆるスナック菓子として考えたらお値段が高いかな、という感じもしてしまいますが、良質なじゃがいもをじっくり揚げたおつまみ、ととらえると妥当な値段のように思えてきました。
ポテトの味がしっかり感じられるので、細かく割ってサラダのトッピングにしてもいいし、ホームメイドハンバーガーの付け合わせにしても非常によいです。
海外のプレミアム・ポテトチップスは輸入元がそれぞれ違うので、輸入菓子を扱うスーパーマーケットやSONY PLAZAなどで探してみてください。今回ご紹介した種類でなくても、いろいろ見つかると思います。
2021.07.20 20:39 | |
2021.07.20 20:44 | |
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