米軍基地周辺に遊びに行ってアメリカの雰囲気を味わう。

米軍基地周辺に遊びに行ってアメリカの雰囲気を味わう。

コロナ禍の行動制限が少しずつ緩和される傾向にあるようです。引きつづき感染症対策をしながら、以前のようにお出かけやイベントを楽しもう!という人も増えているのではないでしょうか。

今回は、日本にいながら「ここはアメリカ!?」という空気感を味わえる米軍基地や関連スポットを紹介します。

横田基地

まずは東京都福生市にある横田基地。基地に面した国道16号線沿いの商店街は「福生ベースサイドストリート」として知られる有名なスポットで、アメリカンテイストな飲食店や雑貨店、古書店、アンティークショップなどが立ち並び、散策するだけで楽しい時間が過ごせます。

そして横田基地といえば、普段は入れない基地内が解放される「日米友好祭 フレンドシップ・フェスティバル」。毎年2日間開催され、およそ10万人もの人が詰めかける人気イベントです。

コロナの影響で開催されない時期もありましたが、昨年から復活。2023年も開催されることが発表されています。日時の詳細や持ち物(入場時には身分証明書の提示が必要です)などは、事前にしっかりチェックしてから訪れるようにしてくださいね。

わが家は2018年9月に家族で訪れました。その年も10万人を優に超える観光客が来ていたようですが、基地内はさすがの広大さ。

さまざまな航空機を間近で眺めたり、かっこよくてフレンドリーな米軍さんと触れあったり。

大人はもちろん楽しめますが、子どもが参加できるような工夫もされているので、飛行機やメカが好きな子はとくに喜ぶのではないでしょうか。

気さくな笑顔で記念撮影に応じてくれるのも、うれしいポイントです。

そしてもちろん、食の楽しみも! 多数の屋台が出ているので、少しずついろいろなものを食べてみるのも楽しいかも。

長時間滞在する場合や、屋台でいろいろ買って基地内で食べたいという場合は、敷物や折り畳み式のチェアなどを持参すると、ゆっくり過ごせると思います。

広い広い基地内をたくさん歩き「疲れたけど、楽しかった!」と子どもも大満足だったようです。

米軍関連のイベントは、横田基地の「フレンドシップ・フェスティバル」以外にも、横須賀基地の「日米親善よこすかスプリングフェスタ」(3月)、在日米陸軍キャンプ座間の「日米親善桜まつり」(3月)、岩国基地の「フレンドシップデー」(4月)、嘉手納基地の「アメリカフェスト」(4月)などが予定されています。日にちや内容・持ち物・注意事項をチェックして、出かけてみましょう!

ジョンソンタウン

元米軍住居地域跡を活用した埼玉県入間市の「ジョンソンタウン」

もうひとつご紹介するのは、元米軍住居地域跡を活用した埼玉県入間市の「ジョンソンタウン」です。

もともとは、入間にあった日本陸軍の航空士官学校に勤める将校のために、この土地の所有者が日本家屋を建てたのがきっかけ。やがて米軍のジョンソン基地の軍人が住むことになり、その際にアメリカンな米軍ハウスを建てたのだそうです。

その後、米軍から入間基地が返還されますが、そのまま残された米軍ハウスは時の流れとともに老朽化が進んでいきます。「もう一度魅力的な街として復興させよう」という所有者の意向で完成したのがジョンソンタウンなのです。

建物の多くが白を基調とした平屋で「いかにもアメリカン」なテイストで統一されています。現在は約130世帯が暮らし、飲食店や雑貨店、古着店、書店など、雰囲気のいいお店も約50店舗あって、歩くだけでワクワクするようなエリアになっています。

敷地内の道路はもちろん、店内に犬連れで入れるお店も多いため、愛犬家の姿もちらほら。

カフェやレストランも多く、どこで何を食べようかなと迷ってしまいます。まずはざっとジョンソンタウン全体の雰囲気を見てから、自分の好きな外観・食べたいものをゆっくり吟味するのがおすすめです。

また、2017年にはキッズデザイン賞、子どもたちを生み育てやすいデザイン部門で優秀賞を、2021年にはグッドデザイン賞で金賞を受賞するなど、ジョンソンタウンの街づくり・ライフスタイル形成の姿勢や実績は高く評価されているそうです。

実際に歩いていると「ここに家族で暮らしたら安全そうだし、確かにとっても楽しそう!」という気分になりました。

アメリカンテイストな街並みやお店を堪能しに、出かけてみませんか?

2023.03.10 20:22
2023.03.10 20:23
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