大人世代のライフスタイル提案メディア
「黒豆」「田づくり」「昆布巻き」などと並び、おせち料理の定番として地域差なく使われる「数の子」。ご存知、「ニシンの卵」です。
「子宝」「子孫繁栄」などのいわれを持ち、黄金のような色合いがいかにもめでたい "縁起物" であり、塩気のある味付けがお酒にもぴったり。伝統的なお正月を迎えるための必需品です。
一般的な数の子は、食べる前に「塩抜き」をしなくてはなりません。塩分を抜きすぎると苦みが増すため、最適な濃度の食塩水をつくり、適度な時間をかけて作業する必要があります。
その後、だし汁やしょうゆ、酒などで味付けをします。伝統食材なのでぜひ食卓に取り入れたい!と思いつつ「難しそう」「挑戦したけど失敗しちゃった」という人も多いかもしれません。
その「塩抜き・味付け」の手間を省いてくれるのが「味付数の子 御寿味付(おすみつき)」です。
なかなか味のあるパッケージ。小さく書き込まれた手書きの文字は、思わず熟読したくなっちゃいます。
たとえばこんな具合です。
『伝統の味わいを、最先端の技術が守る。本物の味を安心して楽しんでいただくために、私たちの工場では、最先端の外科手術室をモデルにした徹底的な衛生管理を行っています』
『北海道から世界に広がる、「ヤマニ」ブランド。製品に対するこだわりは、すなわち素材に対するこだわりでもあります』
原料であるニシンの目利きはもちろん、加工や味付けなど細部にまですべて気を配り、最もおいしい状態で私たちの元へと届けられているのです。
冷凍で届くので、受け取ったらまずは冷凍庫へ入れましょう。箱を開けるとこんな状態で収まっています。
250g入りなので、けっこうな量があります。
一気に解凍する必要はないので、食べる分だけを取り分けて、冷蔵庫のなかで自然解凍します。残りはフリーザーバッグなどで密閉して冷凍しておきましょう。
下の写真は、左が冷凍庫に入れるもの、右は「明日以降に食べる分」として冷蔵庫に入れるものです。
解凍後は一晩ほど寝かせると一層歯ごたえがよくなるそうなので、そのへんも考慮して冷蔵庫に移動するとよいですね!
さっそく味わってみましょう。まずはそのまま。
ひと口かじると、プチプチッと軽快に弾けるような食感が口のなかに広がります。この歯ごたえこそが数の子の醍醐味ですよね。白いごはんにも、日本酒にも合いそうです。
白醤油をベースに、魚介の旨みを加えた上品な味付けもなかなかのもの。飽きがこないし、アレンジもしやすそうな一品です。というわけで、今回はサラダ仕立てにしてみました。
味付けは中華風。まず、春雨を熱湯で茹でてザルに取り、適度な長さに切っておきます。きゅうりとにんじんは、千切りにします。それらを、しょうゆ・酢・はちみつ(または砂糖)・ごま油で和えるだけ。
器にサニーレタスなどの葉野菜を敷き詰め、和えたサラダをこんもり盛ったら、あとは一口大にカットした「味付数の子」をたっぷり。白ごまも散らして、完成です。
数の子を塩抜き・味付けする手間がないので、本当に簡単にできちゃいます! パスタの具としても使えそう◎
日本のお正月に欠かせない「数の子」が手軽においしく、しかもアレンジ自在。年末年始に向けて、ぜひ入手してみてください。
2019.12.03 19:01 | |
2020.02.29 20:05 | |
フード・ドリンク | |
おせち料理, 手作り |