料理教室の先生直伝~日本料理研究家・神田麻帆先生のお手軽おもてなし和食

米国NTI認定栄養コンサルタント。京都、大阪、東京で修業後、調理師専門学校で15年勤務する。現在は「キッチンスタジオK」を主宰しながら、料理本の監修、テレビ、雑誌などで幅広く活躍する。

  1. イチジクの天ぷら
  2. 豚肉の黄金焼き
  3. 秋野菜と鶏肉の豆乳ショウガあん
  4. ワラサの和風カルパッチョ
  5. 鶏の変わり揚げ
  6. サンマのあぶり寿司

イチジクの天ぷら

外はサクサク、なかはトロリ。ほんのり甘い、デザート感覚の天ぷら。秋が旬のイチジクを丸ごと天ぷらにし、ゴマ塩でいただく上品な一品。いつもの食卓に、高級天ぷら店のような雰囲気を演出してくれます。

材料(4人分)
イチジク…4個
天ぷら粉…適量
水…適量
油…適量
ゴマ塩…適量
作り方(所要時間:約20分)
①イチジクのへたを落とし、熱湯で1分ほどゆで、冷水につけて皮を湯むきする。
②イチジク全体に天ぷら粉をまぶしてから、水で溶いた天ぷら粉を全体にたっぷりとつける。
③180℃の油で②を揚げ、衣が固まったら油切りをして縦半分に切る。
④器に盛り、ゴマ塩を添える。

トマトの湯むきと同じ要領で皮をむきます。ゆでたイチジクは熱いので、やけどには十分注意してください。

豚肉の黄金焼き

魚焼きグリルを使い、2段階で焼くのが味の決め手。卵黄とみそであえた材料を豚ロース肉にのせて焼く「黄金焼き」。ひと口食べると、みそ、ゴマ、万能ネギの香りが肉汁とともに口いっぱいに広がります。

材料(2人分)
豚ロース(1cm厚)…2枚
塩麹(塩でもOK)…適量
卵黄…2個
みそ…大さじ1/2
炒りゴマ…大さじ2
ニンジン(千切り)…1cm
万能ネギ(小口切り)…2本
作り方(所要時間:約30分)
①豚ロースは筋を断ち、両面に塩麹を付けて15分おく。グリルは余熱しておく。
②卵黄、みそ、炒りゴマを混ぜ合わせ、ニンジン、万能ネギを加えてあえる。
③余熱しておいたグリルに①の豚ロースを入れ、強火で5分ほど焼く。
④豚ロースを取り出してアルミホイルにのせ、豚肉の上に②を広げる。
⑤グリルの弱火でさらに2~3分焼き、食べやすい大きさに切って器に盛り付ける。

豚ロースの形に合わせてアルミホイルを折り曲げ、型をつくると、上にのせた具材が崩れずキレイに焼き上げることができます。

秋野菜と鶏肉の豆乳ショウガあん

鶏皮をパリッと焼くのがポイント豆乳あんにからめていただく。材料を火にかけて混ぜるだけのカンタン豆乳あんで、食卓を華やかに演出! ホクホクの秋野菜と、パリっと焼いた鶏肉との相性も抜群です。

材料(2人分)
鶏もも肉…1枚
酒…大さじ1
塩(A)…小さじ1/4
エリンギ…1本
シイタケ…2枚
キヌサヤ…4枚
サツマイモ(細めのもの)…1/2本
油(A)…適量
だし汁…50cc
塩(B)…2つまみ
栗の甘露煮(半切り)…3個
油(B)…適量
塩(C)…2つまみ
おろしショウガ…小さじ1
A.豆乳…1カップ
  薄口醤油…小さじ1
  ミリン…小さじ1
  片栗粉…大さじ1
作り方(所要時間:約30分)
①鶏もも肉は厚みのある部分を開き、2cm間隔の格子状に切り込みを入れ、4等分に切って酒、塩(A)に10分間浸けて下味をつける。
②エリンギ、シイタケはひと口大に切り、キヌサヤは筋を取る。サツマイモは1cm厚の半月切りにして水にさらしておく。
③熱したフライパンに油(A)をひき、①を皮目から焼いて焼き目がついたらひっくり返し、焦がさないように全体に火を通す。
④鍋にサツマイモ、だし汁、塩(B)を入れ、ふたをして弱火で3分ほど蒸し煮にする。
⑤サツマイモに火が通ったら栗の甘露煮を入れ、水分をとばす。
⑥鍋に油(B)をひき、エリンギ、シイタケを炒め、火が通ったらキヌサヤ、塩(C)を加え炒め合わせる。
⑦Aをすべて鍋に合わせ、おたまなどで常にかき混ぜながら強火にかけ、とろみがついたらおろしショウガを加える。
⑧⑦、③の順で器に盛りつけ、⑤、⑥の野菜をのせる。

ショウガは加熱すると香りが飛んでしまうので、最後に入れます。

ワラサの和風カルパッチョ

お刺身をアレンジワサビのきいたカルパッチョ。秋が旬のブリの若魚・ワラサを使ったカンタン和風カルパッチョレシピをご紹介。ワサビ、ショウガのW薬味が味を引き立てます。

材料(4人分)
ワラサの刺身…1柵
塩(A)…適量
コショー(A)…適量
ベビーリーフ…1パック
赤パプリカ(薄切り)…1/4個
黄パプリカ(薄切り)…1/4個
ショウガ(千切り)…1/2片
塩(B)…適量
コショー(B)…適量
オリーブオイル…適量
レモン果汁…1/4個分
薄口醤油…小さじ1
本ワサビ(ミジン切り)…適量
作り方(所要時間:約25分)
①ワラサは薄く切り、皿に並べて塩(A)、コショー(A)をふり、手で軽くなじませてから冷蔵庫に入れる。
②ベビーリーフは水に放ち、シャキっとしたらふきんなどで水分を拭き取る。
③②のベビーリーフと赤パプリカ、黄パプリカ、ショウガをボウルに入れ、塩(B)、コショー(B)、オリーブオイルを加えて混ぜ合わせる。
④①のワラサから塩の粒子が消えたら、レモン果汁と薄口醤油をふる。
⑤④の上に③の野菜を盛りつけ、本ワサビを散らす。

薄く切ったワラサをお皿に盛り付けてから、一切れずつ塩、コショーをふり、手で全体になじませます。

鶏の変わり揚げ

「柿の種」の衣が酒の肴にも相性◎。皆さんご存じの「柿の種」を衣に使い、ジューシーな鶏肉を閉じ込めた唐揚げです。普段のおつまみとしてはもちろん、来客時のおもてなしなどでも喜ばれること間違いなし!

材料(2人分)
鶏もも肉(大)…1/2枚
塩…4つまみ
酒大さじ…1/2
柿の種…50g
薄力粉…適量
溶きたまご…適量
シシトウ…2本
レモン…2切れ
作り方(所要時間:約20分)
①鶏もも肉はひと口大に切り、塩、酒をもみ込んで下味をつける。
②柿の種は厚手のビニール袋に入れ、すりこぎで細かく砕く。
③薄力粉、溶きたまご、②の順で鶏もも肉に衣を付け、180℃の油で黄金色になるまで揚げる。
④シシトウは竹串などで数ヶ所に穴をあけてから素揚げにする。
⑤③、④を器に盛りつけ、レモンを添える。

柿の種は食感が残る程度の大きさに砕き、鶏肉全体にまんべんなくまぶします。

サンマのあぶり寿司

刻んだガリを混ぜてカンタン酢飯!サッとあぶったサンマの脂と、さっぱりとした酢飯との相性が抜群のひと品です。サンマの身をほぐしてご飯に混ぜて召しあがれ!

材料(4人分)
サンマ(生食用:三枚におろし、骨抜きしたもの)…1尾
塩…小さじ1/4
油…適量
ご飯(炊いたもの)…1合
ガリ(千切り)…50g
大葉(千切り)…適量
万能ネギ(小口切り)…適量
作り方(所要時間:約30分)
①サンマの両面に塩をふる。
②煙が出るくらい熱したフライパンに薄く油をひき、サンマの表面をサッとあぶり、2~3cm幅に切る。
③ご飯に、ガリ、大葉を混ぜ合わせる。
④③を器によそい、サンマ、万能ネギを盛りつける。食べるときは全体を混ぜていただく。

中まで火が通ってしまうと、せっかくの生の味わいが損なわれてしまうので、表面だけを強火でさっとあぶります。