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「おいしい麺料理を家でつくりたいけれど、お店の味のようにはできない......」と思っている方は多いのではないでしょうか。その理由として、乾麺と生麺など麺の違いも大きいと思います。
そこで今回は、栃木県栃木市で60年以上に渡り、ラーメン店など食のプロが使用する麺と、スープ・つゆ・ソースなどを製造している「中沢製麺」の中澤健太社長に、生麺を使った簡単&本格麺料理を教えていただきました。

はじめにご紹介するのは「トンナレッリのナポリタン」です。
「つくり方は一般的ですが、生麺のトンナレッリを使うと断然おいしいです。ポイントは、仕上げに余熱で馴染ませること。1ランク上のおいしさになります。当店のナポリタンソースは、昔ながらの喫茶店の味、牛のうまみも加わったこだわりのソースです」

ここで紹介しているトンナレッリは、"伸びない・くっつかない・弾力がある"のが特長の「低加水パスタフレスカ」という生麺で、首都圏でこの麺を使うイタリアンパスタのお店も増えているといいます。ソースと絡みやすく、トマト系・クリーム系・ラグー系・オイル系、いずれも合うので、アレンジを楽しめそうです。

続いてご紹介するのは、「栃木じゃがいも入り焼きそば」です。
「二度ぶかし焼きそば麺を使うのが、蔵の街栃木流です。また、栃木市では具にジャガイモを入れるのがオーソドックスで、ソースとじゃがいもがベストマッチです。ぜひお試しください」

二度ぶかし焼きそば麺は、その名の通り二度蒸した麺で、普通の一度蒸しやきそばと比べるとプリプリ&モチモチ感が強いのが特徴。野菜のシャキシャキ感と麺のモチモチ感との食感の違いを楽しめます。

続いてご紹介するのは、寒いこの時期にぴったりの「生そうめんと新生姜の海老だしにゅうめん」です。
「海老だしつゆはなかなか手に入らないので、ない場合は干しエビで出汁をとって、市販のめんつゆを希釈する方法でもできます」

生そうめんは弾力があり、モチモチ感があるのが特徴。乾麺とは違った食感でとても人気だそうです。冬はにゅうめん、夏は冷やし麺でサラダ風、食べるラー油で中華風、バジルソースでイタリアンなど、アレンジも楽しめます。

最後にご紹介するのは、「昔懐かしい、駅の立ち食いそば」です。
「岩下の新生姜を乗せるのが、中沢製麺流。めんつゆと新生姜が意外と合います。立ち食いそばは、できたての熱々がおいしい! できたらすぐに食べて、立ち食いの雰囲気を味わってください」
中沢製麺は、2022年1月まで栃木県のJR小山駅構内の立ち食いそば店「小山駅きそば」を運営しており、これが大人気メニューだったそうです。天ぷらは最初サクサク、その後つゆに浸みて柔らかく。どちらもおいしいですね。
最後に、おいしい麺料理をつくる重要なポイントを教えていただきました。
「おいしく麺を茹であげるには、①たっぷりのお湯(1玉1.5Lくらい)で茹でる、②ちゃんと沸騰してから茹でる、③茹で時間をしっかり計る。簡単なようですが、この3つをしっかり守れば、おいしい麺料理ができます」
今回ご紹介した麺などは、東京店「東京なまめん なかざわ製麺」、「中沢製麺栃木本社直売所」(実店舗)、ネットショップで購入できます。手軽に楽しめるお店のような本格麺料理を、つくってみてはいかがでしょうか。
| 2022.12.22 19:37 | |
| 2022.12.22 19:39 | |
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