料理教室の先生直伝~佐藤桂子先生のカンタン料理レシピ

料理研究家。フランスで料理を学んだ後、帰国。現在は、東京都南麻布で料理教室「佐藤桂子クッキングサロン」を主宰しながら、外食産業や食品会社のメニュー開発などに携わっている。

  1. ワインなどのお酒とも相性抜群!ローマ風サルティンボッカ
  2. ちょっぴり大人のパンナコッタ・アマレット風味
  3. 柚子コショーと菜の花の春パスタ
  4. 白身魚の簡単パピヨット
  5. 米粉を作ってさっくりサクサク!米の粉のフリットミスト
  6. お肉のパイ包み焼き

ワインなどのお酒とも相性抜群!ローマ風サルティンボッカ

お肉と生ハム、セージを重ねて焼き上げるサルディンボッカ。豚肉のほか、牛肉や鶏肉でもつくれます。ワインなど、お酒のお供にもおすすめです。

材料(2人分)
豚ヒレ肉(50g)…4枚
塩…少々
セージ…4枚
生ハム…4枚
薄力粉…少々
オリーブオイル…少々
バター…少々
白ワイン…100cc
チキンブイヨン…100cc
レモン…1/3個
コショー…少々
作り方
①豚ヒレ肉を叩いて薄く伸ばし、片面に軽く塩を振っておく。
②逆の面にセージをのせ、生ハムを重ねる。生ハムの上から薄力粉を振る。
③オリーブオイルを入れたフライパンを熱し、生ハムの面から強火で焼く。焼き色がついたら裏返して、今度は肉に焼き色をつける。
④バターを加えて溶かしたら、白ワインを加えて煮詰める。
⑤水分の量が半分くらいになったらチキンブイヨンを加え、グツグツとするまで煮たたせる。
⑥肉を取り出し、フライパンにレモン汁を入れ、塩、コショーで味をととのえてソースにし、肉にかける。

生ハムを付けた面から先に焼くことで、お肉から生ハムがはがれてしまうのを防ぎます。

ちょっぴり大人のパンナコッタ・アマレット風味

生クリームと牛乳でつくるパンナコッタは、お子さまに大人気のメニュー。そこにアマレットリキュールを加えて、大人の方も楽しめる味に仕上がっています。

材料(2人分)
ソース
  黄桃…1/2個
  缶詰めのシロップ…大さじ1
パンナコッタ
  板ゼラチン(粉ゼラチンでもOK)…2.5g
  牛乳…50ml
  グラニュー糖…10g
  プレーンヨーグルト…大さじ1/2
  生クリーム…50ml
  アマレットリキュール…大さじ1/2
作り方
①板ゼラチンは水で戻しておく。
②ソースをつくる。黄桃は分量の1/4を1センチ角程度に刻み、残りの黄桃は粗く刻んでシロップと混ぜ合わせ、ミキサーでペースト状にして刻んだ黄桃と合わせる。
③鍋に牛乳、グラニュー糖を入れて火にかけグラニュー糖を煮溶かして火を止める。
④①の戻したゼラチン、ヨーグルトを③の鍋へ加えて余熱で溶かし、生クリームを加えて混ぜ合わせる。
⑤アマレットリキュールを加えてひと混ぜし、内側を水で濡らした容器に流し入れる。
⑥粗熱が取れたら容器にラップをかけ、冷蔵庫で固まるまで(1時間程度)冷やす。食べる直前に1のソースをかければ、完成。

水分が蒸発してしまうと全体が硬くなってしまうため、ゼラチンは余熱で溶かします。

柚子コショーと菜の花の春パスタ

菜の花のほろ苦さと柚子コショーがクセになる。シンプルなレシピながら菜の花と柚子コショーが後をひき、クセになるおいしさです。菜の花はこの時季を外すと手に入りにくくなるので、ぜひこの春、試してみてください。

材料(2人分)
塩…適量
オリーブオイル…適量
パスタ …200g
菜の花…1/2束
柚子コショー…小さじ1
白ワイン…50cc
ニンニク…1片
桜エビ…大さじ2
作り方
①たっぷりの湯に塩とオリーブオイルを入れて、表記時間の1分前を目安にパスタをゆでる。ゆであがりの30秒前に、菜の花を加える。
②ゆであがった菜の花は水気を切り、2cmくらいの長さに切る。
③柚子コショーは白ワインで溶く(味をみて、柚子コショーの塩加減で白ワインの量を調整する)。
④フライパンにスライスしたニンニク、オリーブオイルを入れて火にかけ、香りを出す。
⑤④にゆであがったパスタ、菜の花と桜エビを加え、③のソースを加えてよく絡めたら完成。

菜の花は別の鍋で茹でてもいいですが、パスタの茹で上がり30秒前に一緒に茹でれば時間も短縮できます。

白身魚の簡単パピヨット

うま味がギュッと凝縮!香りとともに、召し上がれ。オーブンで焼くのが一般的なパピヨットですが、今回はもっと手軽に、フライパンを使ったレシピをご紹介します。

材料(2人分)
プチトマト…6個
アサリ(殻付き)…10個
塩…適量
コショー…適量
白身魚(鯛、スズキ、タラなど)…2切
マッシュルーム(スライス)…2~3個
ケーパー…小さじ2
レモンの皮(すりおろし)…1/3個分
バター…20g
白ワイン…100cc
作り方
①プチトマトは縦半分に切り、アサリは殻を丁寧に洗っておく。
②アルミホイルの上にオーブンシートを重ね、軽く塩、コショーをした白身魚、①マッシュルーム、ケーパー、レモンの皮、バターをのせ、ホイルを端から折り込む。
③口を閉じる前に白ワインを注ぎ、ぴったりと包む。
④フライパンに③を置き、強火にかけて5~10分(アサリが開くまで)加熱する。

アルミホイルとオーブンシートを重ねて具材を包むことで、フライパンで焼いても焦げず、キレイに仕上がります。

米粉を作ってさっくりサクサク!米の粉のフリットミスト

米粉を使えば、揚げ物がサクサクに。市販の米粉でもいいですが、簡単につくれるので、ぜひ試してみてください。

材料(2人分)
ソース
  マスタード…30g
  白ワインビネガー…小さじ2
  はちみつ…大さじ1/2
フリット
  米…50g
  セモリナ粉…50g
  薄力粉…50g+大さじ4
  塩…大さじ1
  コショー…適量
  イカ…120gくらい
  ふきのとう…2個
  タラの芽…2個
  こごみ…2本
  たまご…1個
作り方
①ボウルにソースの材料を入れ、よく混ぜ合わせておく。
②衣をつくる。米、セモリナ粉、薄力粉(50g)、塩、コショーをブレンダー(ミルサー)にかけて粉状にする。
③イカは食べやすい大きさに切り、ふきのとうはつぼみのようになった葉を1枚ずつ丁寧に開かせる。タラの芽は下の茶色いガクを包丁でむく。
④イカ、ふきのとう、タラの芽、こごみに軽く塩をし、薄力粉(大さじ4)をまぶし、たまごにくぐらせ、②の衣をつける。
⑤200℃前後に熱した油でこんがりと揚げ(20秒程度)、ソースを添える。

ふきのとうはそのまま使ってもいいですが、葉の外側を剥き、広げれば華やかな印象に仕上がります。

お肉のパイ包み焼き

お肉のうま味をパイに閉じ込めるという贅沢。いつものハンバーグ種を市販のパイ生地にくるんでオーブンへ。それだけで食卓が華やかな印象に ! パリパリなパイ生地とジューシーなお肉とのコラボをお楽しみください。

材料(2人分・1本)
ひき肉…90g
牛乳…小さじ1.5
パン粉…5g
たまご…少々
塩…適量
ブラックペッパー…適量
ナツメグ…適量
バーベキューソース…小さじ2.5
タマネギ(ミジン切り)…25g
パイシート…1枚
たまご(照り用)…少々
作り方
①合ひき肉に牛乳で湿らせたパン粉、たまごを加えてよく練り合わせ、塩、ブラックペッパー、ナツメグ、バーベキューソースで調味する。
②タマネギはフライパンで軽く炒めて、①に加える。
③お肉を細長くひとまとめにし、2~3mmの厚さにのばしたパイ生地の上にのせる。手前から向こう側へパイ生地でお肉を包み込む。
④パイ生地の表面にフォークで穴をあけ、たまごを塗る。
⑤180℃に熱したオーブンで25分焼く。

パイ生地が焼いている途中で膨らみすぎないように、表面にフォークで穴を開けておくと、きれいに仕上がります。