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花火や夏祭り、海水浴と、夏の行事といえばアウトドアが多いですが、マイホームで趣味を楽しむ時間も、素敵な思い出になるものです。
お子さんと会話しながら、あるいはひとりの時間を満喫しながら、木のぬくもりに触れ、モノを作る喜びを味わう。ついつい夢中になって、時が経つのも忘れてしまうかもしれません。
日本初のDIY専門店(ホームセンター)が誕生したのは30年以上前のこと。その後、着実に発展し、いまや総売上高が4兆円に届きそうな巨大産業に。とくにここ数年は、住まいの環境を自ら整える人が増え、DIYは静かなブームになっています。
大型のホームセンターに行くと、資材や工具、補修用品、園芸用品など、豊富な品揃えに驚かされます。客の要望にも細かく応じてくれますし「漆喰の塗り方」「アンティーク風ペイント」といった講習を開いてサポートしてくれる店も。
簡単な棚やおもちゃなどはもちろん、ちょっとしたリフォームも、自分の手でローコストに仕上げることができるのです。
DIYといっても難しく考えることはありません。ペットの小屋や簡単な棚を「新しく作る」ことも楽しい作業となりますが、それ以外にも「自分でできること」は多種多様です。
たとえば修繕。欠けてしまったホーローを直す修繕キットや、コンクリートのヒビを埋めるペーストモルタルなど、便利グッズはいろいろあります。使っていない和箪笥なども、ペイントし直したり取っ手を変えたりすれば新しく生まれ変わるでしょう。
手軽なDIYで、生活はもっと快適になるのです。
「せっかくの夏休み、子どもと一緒に楽しみながら作りたい」という方は、道具が一式そろった木工キットを利用してみては?
たとえば、過去記事、
など、工具は一切不要、付属のボンドで部品をくっつけるだけの簡単な木工キットがありますが、完成したら並べて飾ってもかわいいし、おもちゃとしても楽しめます。
木工キットは、白木のままでも雰囲気がありますが、色を塗るともって素敵になります。彩色用具はセットされていないので、好きな色を買ってきましょう。アクリル絵の具がおすすめです。
油性の塗料は耐久性に優れていますが、シンナー臭がしたり、乾燥に時間がかかったりして扱いにくい面がありますので、初心者には水性がおすすめです。
水で薄められるので重ね塗りも簡単で、きれいに仕上がるでしょう。なお、油性塗料の粘度が強くなりすぎたときは、ペイントうすめ液を加えます。
塗装すると色のコーディネートを楽しめるだけでなく、古くなって汚れたものもきれいに復活。表面に塗膜を作るのでカビや腐敗からも守れます。種類は、一般的な塗料のほか、オイルステイン、柿渋、うるし、ニスなどさまざま。どれがいいか迷ったら、お店の人に聞いてみましょう。
2019.06.10 16:57 | |
2019.07.26 15:30 | |
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