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キッチンなどでハーブを育てているものの料理に少し使うだけで余ってしまう...という人、伸びすぎて剪定した枝や葉を有効活用したいという人はいませんか? せっかくの新鮮なハーブです。リースにしてキッチンの扉などに飾りましょう!
ヨーロッパで古くから薬草として親しまれたハーブは、邪悪なものを寄せ付けないとされ、魔除けや幸せを呼ぶものとしての役割もあったそうです。そして爽やかな香りは、そばにいるだけで気分をリフレッシュしてくれます。
しかもハーブリースは飾りながら必要な分だけ摘み取って、そのまま料理の風味づけにも。風通しのよい場所ならば、1週間ほどでドライハーブに。これなら長期保存も可能です。爽やかな香りを余すところなく楽しめます。
材料は、葉物を中心にしたハーブ。葉が柔らかくしおれやすいものよりは、葉がしっかりしているものがおすすめです。まずはローリエなどの枝ものをくるりと輪っかにして、交差するところを紐で結びます。
ローリエは芽が出てから半年以上経ったかたい葉を使いましょう。柔らかい新芽は取り除きます。形を丸くなるよう整えたら、台のできあがりです。
これだけでも緑が美しいリースになります。ほかにもハーブがあるなら、ローリエの台に挿していきます。まずは長さのあるローズマリーを。これでポトフやシチューの香りづけに便利なローリエ+ローズマリーのリースができあがりです。
このときに注意すべきは、ローズマリーをギュウギュウに絡ませないこと。キレイなドライハーブにするために、風が通る隙間を開けましょう。
この日は、セージに濃い紫の花が咲いていたので挿してみました。すると、グッと華やかな雰囲気に。小枝や小さな花をアクセントにあしらっても、キレイです。セージも古くからソーセージなどに使われてきたハーブですから、このリースは肉料理にぴったりの組み合わせになりました。
ほかにもハーブの組み合わせ次第で、いろんなリースがつくれます。ローズマリーで台を編んでカモマイルの花をあしらったリースは、心を落ち着かせて安らかな眠りを誘いますから、寝室のドアに飾っても素敵です。必要な分だけリースから摘み取って、ハーブティーを入れて楽しむことも。
レモングラスをゆったり編んで花のついたラベンダーをあしらったリースは虫除けに。玄関やリビングの窓辺に飾りましょう。そのままお風呂に浮かべれば、すっきりした香りのハーバルバスも楽しめます。
見て楽しく、香り爽やかなハーバルライフを楽しみましょう!
2019.06.03 22:36 | |
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