レシピ映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のレシピを再現!物語のなかのごちそう

レシピ映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のレシピを再現!物語のなかのごちそう

2015年2月に公開されたアメリカ映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』。主人公カールはロサンゼルスの一流レストランの凄腕シェフ。とある事件をきっかけに店を去った彼は失意の底に。だが、10歳の息子と元妻と行ったマイアミで絶品のキューバ料理に出会い、心機一転。カールが自宅などで素早くつくる料理や旅先で出会う料理の数々も主役のひとつ。主演・監督・脚本・製作は、大ヒット作『アイアンマン』の監督、ジョン・ファヴロー。

  1. キューバ風炊き込みご飯「アロスコンポヨ」
  2. メキシコ風ステーキ「カルネアサダ」
  3. 3種チーズのクロックムッシュ
  4. 香草たっぷりペペロンチーノ
  5. ベニエ
  6. キューバサンドイッチ

キューバ風炊き込みご飯「アロスコンポヨ」

野菜たっぷり!こくがあるのにあっさりの炊き込みご飯。ついにフードトラックでの移動販売をスタートさせるカール。絶品のキューバ料理が売りで、キューバ風炊き込みご飯のアロスコンポヨも定番メニューのひとつとして登場する。

材料(4人分)
マリネ液
  ニンニク…1片
  塩…小さじ1/2
  ブラックペッパー…小さじ1/4
  クミンパウダー…小さじ1
  白ワインビネガー…大さじ2
  オリーブオイル…大さじ3
鶏の骨付きモモ肉…2本
オリーブオイル…適量
ニンニク…3片
タマネギ…1/2個
ハラペーニョ※の酢漬け※唐辛子の一種…1個
赤パプリカ…1個
ピーマン…1個
ターメリック…小さじ1/2
パクチー…40g
トマト…1個
水…200ml
ラガービール…150ml
米…2合
冷凍グリーンピース…70g
塩…小さじ2弱
作り方(所要時間:約40分)
①マリネ液用のニンニクを包丁の背などでつぶし、ほかの材料と混ぜ合わせ、鶏肉を浸しておく。
②フライパンにオリーブオイルを熱し、①の鶏肉の水分を拭いて両面をこんがり焼きつける。
③炊飯する鍋にオリーブオイルを入れ、ミジン切りにしたニンニクとタマネギを炒め、透き通ったら、ミジン切りにしたハラペーニョの酢漬け、赤パプリカ、ピーマン、ターメリックを加え、しんなりするまで炒める。野菜がしんなりしたら、ミジン切りにしたパクチーを加え、さらに2分ほど炒める。
④湯むきして1cm角に切ったトマトを③に加え、水分をとばす程度に炒める。
⑤④に水とラガービールを加え、ひと煮立ちしたら、米、冷凍グリーンピース、塩を加える。弱火にして、②の鶏肉をのせ、ふたをして弱火で20分ほど炊く。そのまま10分ほど蒸らしてから、全体をざっくり混ぜ合わせる。

ミジン切りの野菜をしんなりするまでよく炒めてからパクチーを加え、さらに炒めます。水とラガービールを入れて沸騰させてから、米を投入。

メキシコ風ステーキ「カルネアサダ」

マリネして焼いた柔らかい牛肉にさわやかなサルサをのせてサラダ感覚で!批評家に酷評された翌朝、カールはレストランの厨房で新メニューを試作する。そのひとつがカルネアサダ。味見した部下たちは「激ウマです」「完璧です。スパイスが絶妙!」と、絶賛。

材料(2人分)
マリネ液
  タマネギ…50g
  ニンニク…4片
  パクチー…60g
  ハラペーニョか青トウガラシ…1個
  レモン汁…1個分
  ライム汁…1個分
  ラガービール…50ml
  オリーブオイル…大さじ3
  乾燥オレガノ…小さじ2
  クミンシード…小さじ2
  パプリカパウダー…小さじ1
ステーキ用牛肉(厚さ2~2.5cm)…1枚
塩…適量
サルサ
  トマト(Mサイズ)…1個
  ニンニク…1片
  ハラペーニョ…1本
  パクチー…適量
  タマネギ…100g
  ライム汁かレモン汁…1個分
  オリーブオイル…適量
作り方(所要時間:約20分 ※下準備:約2時間20分)
①マリネ液の材料をすべてフードプロセッサーかミキサーで混ぜ合わせる。もしくは、すべて細かいミジン切りにして、ほかの材料とボウルに混ぜる。
②すじ切りをした牛肉の両面に塩をまぶして20分ほどおいてから、①のマリネ液に浸して2時間からひと晩おく。
③サルサは、トマト、ニンニク、ハラペーニョを細かいミジン切りに、パクチーを粗ミジン切りにして、細かいミジン切りにして塩もみをしたタマネギ、ライム汁かレモン汁とあえる。
④牛肉の表面をペーパータオルなどでよく拭き、オリーブオイルをひいたフライパンで好みの焼き加減に焼きあげる。
⑤火を止めて5分おき、肉汁が落ち着いてから切り分け、皿に盛ってサルサをかける。

スパイシーなマリネ液に漬けることで牛肉が驚くほど柔らかくなります。焦げつき防止のため焼く前にマリネ液をペーパータオルなどでよく拭きとってください。

3種チーズのクロックムッシュ

朝食や軽食に最高!サクッとしてトロッと、とろけます。離婚後、一緒に過ごす時間が減ってしまった息子パーシーがアパートに来ると、カールは3種類のチーズを入れたクロックムッシュをつくって食べさせる。ひとくち食べたパーシーが「イケるね」と言うと、カールは「あたりまえだ」と返す。

材料(1個分)
食パン(6枚切りぐらい)…2枚
無塩バター…適量
スライスチーズ…3種
エメンタールチーズ、グリュイエールチーズ、パルミジャーノ、レッドチェダーなど…各1~2枚、計5~6枚
ロースハムの薄切り…2枚
無塩バター…適量
作り方(所要時間:約8分)
①食パンの片面に無塩バターをたっぷり塗り、塗った側を下にしてフライパンで焼く。手で軽く押さえながら焼くといい。
②1枚の食パンに、チーズ、ハム、チーズの順でのせ、もう1枚の食パンの焼けたほうを上にして重ねる。
③食パンの外側両面にさらに無塩バターを塗り、なかのチーズが溶けるまで両面を焼く(チーズが溶けにくい場合は、途中でオーブンに入れる)。

スライスチーズの種類はお好みで。このあと食パン表面にバターを塗って焼けば、外はサクサク、なかはチーズがとろけて、絶妙なバランスに。

香草たっぷりペペロンチーノ

イタリアンパセリでさっぱりと風味豊かに。批評家に酷評された夜、なぐさめてくれたレストランの同僚女性モーリーのためにカールがささっとつくるのが、香草たっぷりペペロンチーノ。ひとくち食べたモーリーはうっとりした顔になる。

材料(2人分)
パスタ…170g
オリーブオイル…70ml
ニンニク…3片
赤トウガラシ…1~2本
塩…適量
ブラックペッパー…適量
レモン…1/2個
イタリアンパセリ…多め
作り方(所要時間:約15分)
①パスタをゆで始める。
②フライパンにオリーブオイル、芯を取って縦にスライスしたニンニクを入れて火にかけ、ニンニクが薄いきつね色になるまで炒める。
③種を取り、水に少しつけて粗ミジン切りにした赤トウガラシを加え、塩とブラックペッパーを入れる。
④ゆで汁60mlを加えて混ぜ、とろりとさせる。
⑤ゆであがったパスタを加えてあえ、火を止めてレモンを搾り、粗ミジン切りにしたイタリアンパセリを加えてざっと混ぜる。

パスタをゆでている鍋からゆで汁を取り、フライパンに入れる。オイルとなじんで乳化し、とろりとしたソースになる。

ベニエ

ふんわり&もっちりとしたニューオリンズ名物。ニューオリンズに到着するや、カールはまっさきにパーシーを老舗の「カフェドュモンド」に連れていき、名物菓子ベニエを食べさせる。パーシーも大いに気に入って、フードトラックのメニューにベニエが加わる。

材料(20個分)
ドライイースト…6g
きび砂糖…80g
ぬるま湯…180ml
牛乳…120ml
たまご…1個
強力粉…500g
塩…小さじ2/3
無塩バター…40g
揚げ油…適量
粉砂糖…適量
作り方(所要時間:約20分 ※生地を寝かせる時間を除く)
①ボウルにドライイースト、きび砂糖、ぬるま湯を入れてよく溶かす。牛乳、たまごを加えてさらによく混ぜる。
②強力粉、塩を加え、ゴムベラかスプーンでざっくり混ぜ、べたつきがなくなるまで手でよく混ぜる。室温でクリーム状にした無塩バターを加え、さらにしっかりとこねる。
③生地がまとまったら、ラップをかけて冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。
④生地を1cmの厚さにのばして、包丁で5cm角程度の正方形にカットする。
⑤170~180℃の油できつね色に揚げる。油をよく切ってから、粉砂糖をまぶす。

全体がきつね色になって、一部、裂け目ができるぐらいまで、揚げる。

キューバサンドイッチ

カリカリ香ばしい!ローストポークもぜひ手づくりで。マイアミはリトル・ハバナの店でキューバサンドイッチを食べたカールが、隣にいる元妻イネズに「ウマいな」と言うと、イネズは「あなたのほうが上よ」と答える。このひと言でカールはキューバ料理を出すフードトラックを思いつく。

材料(1個分)
やわらかめのフランスパン…20cm
オリーブオイル…適量
ローストポーク薄切り…3枚
ロースハムの薄切り…2枚
スライスチーズ(グリュイエールチーズ、エメンタールチーズなど)…2枚
ピクルスのスライス…2~3枚
フレンチマスタード…適量
作り方(所要時間:約10分 ※ローストポークをつくる時間を除く)
①フランスパンは半分にスライスして、オリーブオイルをひいたフライパンで内側を下にしてカリッとするまで焼く。
②別のフライパンにオリーブオイルを軽くひいて、ローストポーク、ロースハムを焼く。
③①のフランスパンの片方を裏返し、ローストポーク、ロースハムの薄切り、スライスチーズ、ピクルスの順にのせる。もう片方のフランスパンの内側にフレンチマスタードを塗ってから、かぶせてサンドする。
④上になっているフランスパンの表面に無塩バターをたっぷり塗り、塗った面を下にして、鍋のふたなどで上から押さえながら、フライパンでこんがり焼く。もう片方も同様に無塩バターを塗り、なかのチーズが溶けて表面がカリッとするまで焼く。

鍋のふたなどで押さえながら焼くと、表面がカリカリに香ばしくなります。ふたなどが熱くなることがあるのでご注意ください。