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パートで働いている主婦の皆さんは、「103万円の壁」「130万円の壁」についてご存じの方が多いと思います。しかし、今年(2016年)10月から施行された「106万円の壁」がどのような制度なのか、ご存じでしょうか?
今回は、パートで働く場合、収入によってどのようなメリット・デメリットがあるのか、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんに、お話しを聞いてきました。
ここで疑問に思うのは「年収130万円未満であれば会社員の夫の扶養家族で社会保険に入れる。自分で社会保険に入らないほうがおトクなのではないか?」ということ。
「たくさん働いて保険料も支払うけれど保障も手厚いという選択をするか、保険料を払わなくて済む働き方を選んで保障は手薄でも良いと考えるかという判断が、106万円の壁によって生まれます」
「130万円の壁の場合、自身の支払いがなく社会保険(国民年金第3号被保険者)に加入できるかできないか、なので、仕事に前向きな人でも仕事をセーブしようという気持ちに傾きがちでした。しかし106万円の壁が生まれることで、もう少し仕事を長めに、と考える方が増えてくるかもしれません」
「将来、自身がもらえる年金は増えるが、その分、今払わなければならない。その金額は人によりけりです。女性の場合はいろいろな選択肢があります」
「今考えると、少額の違いだと思うかもしれませんが、いざ年金もらうときでは数千円の差でも大きいと感じる可能性はあると思います」
2019.06.04 10:17 | |
2023.01.19 21:12 | |
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