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みその使い方、みそ汁だけだと思ってはいませんか? 日本で独自の発展を遂げた発酵食品・みそは、じつはもっと活躍の幅を持つ万能選手です。ネギなどの薬味を混ぜて焼きみそにしてよし、炒め物の味付けによし、ブラウンシチューや赤ワイン煮込みの隠し味に加えるもよし。
でも、ここでひとひねり。みそ漬けに挑戦してみましょう!
みそ漬けといえばポピュラーなのは魚でしょう。サケのみそ漬けやサワラの西京漬けが思い出されるかもしれません。しかし、魚のみならず肉やたまご、豆腐もみそにつければ風味がぐんと上がります。
まずはご飯のお供に、お弁当のおかずにオススメの豚のみそ漬けから。
用意するのはトンカツ用のロース肉。それにみそと酒です。好みでみりんやハチミツ、ショウガを用意して甘めに味を調えてもよいでしょう。
みそが肉の表面になじむ程度に酒やみりんでのばし、全体に塗りつけて寝かせます。ジップロックなどで漬け込むのもOKです。
半日以上寝かせればみその味わいだけでなく、酵素の働きで肉の旨味が花開きます。あとはフライパンで焼くだけ。ただしみそがついたままでは焦げやすいのでみそダレをザッと落としてから、こんがりと焼き上げます。
同じ要領でチキンや牛肉をみそ漬けにして楽しめます。選ぶみそはお好みで。仙台みそ、赤みそ、西京みそ、麦みそなど日本全国のみそで試してみるのも楽しいものです。
もう一つ、白いご飯や酒のつまみに最適なたまごの黄身のみそ漬けを。
みそに少量の酒とみりんを練り合わせ、保存容器に2センチほどの厚さに敷き詰めてガーゼをかぶせ、卵黄を載せるくぼみをつくります。くぼみに卵黄を置いて、さらにガーゼをかぶせて軽くみそを乗せ、冷蔵庫で3~4日間寝かせます。
濃い飴色になった卵黄はトロリと箸にまとわるよう。凝縮した旨味と深いコクは驚くほど。
卵黄と同じ方法で豆腐やクリームチーズもみそ漬けに。注意すべきは、漬け込む前に豆腐は水切りをしっかり行っておくこと。漬け込み時間は1~4日を目安に、あとはお好みでどうぞ。
おいしいみそ漬けライフ、はじめましょう!
2019.06.05 17:27 | |
2019.07.26 15:16 | |
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