プロ級の料理がつくれるスマート調理家電「Hestan Cue(へスタンキュー)」試してみた。

プロ級の料理がつくれるスマート調理家電「Hestan Cue(へスタンキュー)」試してみた。

モノをインターネットにつなぐ技術=「IoT」によって、スマホなどと連携して操作ができる「スマート家電(IoT家電)」。音声で操作できるスマートスピーカーや、家の中の様子を外から確認できるスマートカメラなど、実際に使っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、料理が苦手な人でもプロ級の料理がつくれると話題のスマート調理家電「Hestan Cue(へスタンキュー)」を実際に使いレポートします。

「スマート家電を試してみたい」「本格的な料理をつくってみたい」という両方の望みを叶えてくれるへスタンキュー。「普段料理をしないが、本格料理に憧れている」という方にもおすすめです。

「いきなり買うのはちょっと......」と思う方には、手軽なレンタルがおすすめ。3,500種類以上の家電やカメラ、生活用品などをレンタルできるRentio(レンティオ)を利用すると、「へスタンキュー スマートIHヒーター+スマートフライパン」のセットは月額3,000円(税込・往復送料込・最低レンタル期間6カ月)、30泊31日プランは9,800円(税込)です。

※ 2023年5月22日時点

こちらが送られてきたスマートIHヒーターとスマートフライパン。まずは説明書を読み、スマホやタブレットにHestan Cueアプリをダウンロードします。

スマートIHヒーターとスマートフライパン

アプリをダウンロードしたらアカウント登録してログインし、へスタンキューと接続します。へスタンキューは、IHヒーターとフライパン、アプリがBluetoothで連動し、アプリに登録されている調理温度・時間にコントロールされるのが特徴。この連動により、調理の際に火加減で失敗することがなく、ひっくり返す、混ぜる、焼くなどの正確なタイミングを知らせてくれます。

アプリには、ミシュランシェフや料理研究家などが開発した世界各国約450種類の料理レシピが掲載されています。「これを家でつくるのは無理でしょ?」「家族にふるまったら絶対驚く!」という本格料理や、普段つくらないジャンルの料理にチャレンジしてみたいですよね。アプリでつくりたい料理を探すのも楽しみのひとつで、お気に入り登録ができます。

今回は手軽なイタリアンを二品選んでみました。一品めは大ぶりのエビを使った「シュリンプ スキャンピソース」。事前に料理の材料を用意し、調理手順を見ておきます。準備ができから、「スタート」をタップして調理開始!

シュリンプ スキャンピソース

シュリンプ スキャンピソース

ニンニクの薄切りのやり方、エビの背わたの取り除き方など、調理手順が動画で出てくるのでとてもわかりやすく、調理の勉強にもなります。下ごしらえができたら、「次へ」をタップして進みます。

IHヒーターにフライパンを置き、電源とスタートボタンを押すと余熱が開始され、適温になるとお知らせ音が鳴ります。アプリ上では、温度や時間が数字で表示されます。

「オリーブオイルを加える」「エビを加える」「ひっくり返す」など、ベストなタイミングで出てくる指示通りにつくっていきます。

エビを取り出し、ソースをつくります。ニンニクと唐辛子フレークをソテーし、白ワインとレモン汁、そしてバター。いい香りが広がります。ソースがぐつぐつしている動画と、実際の調理が同じように進んでいるのも驚きです。

ソースの中にエビを戻してソースと絡め、パセリのみじん切りを加えて温めたら完成。最後に「完了」の画面が出てきたら盛り付けます。

スマホに写る完成画像と実際の料理を比べると、ほぼ同じようにできていました。初めてつくる料理が簡単にでき、予想を大きく上回る出来栄えです。

パンツァネッラサラダ

パンツァネッラサラダ

二品めは、イタリアトスカーナ地方の料理「パンツァネッラサラダ」です。パンと野菜を合わせたサラダなので、ボリューム感があってヘルシー。トマト、赤タマネギ、黄パプリカ、バジル、ニンニク、そしてバゲットと、カラフルな見た目に惹かれて選びました。

パプリカ、トマト、パンは角切りに、ニンニクとタマネギは薄切りに、それぞれカットします。スマホやタブレットを見やすい位置に移動して、動画の通りに調理していきます。

野菜とパン、ドレッシングの準備ができたら、下ごしらえ完了。これらを炒めていきます。

最初に、オリーブオイルを入れて焼き色がつくまでパンを炒めます。この時点でイタリアンの雰囲気が漂ってきます。

パンを取り出してフライパンを拭き、今度はパプリカ、タマネギ、ニンニクなどを炒めていきます。材料を入れるタイミングは、すべてアプリの画面でお知らせしてくれます。

炒めた野菜とパン、ドレッシングを混ぜ合わせて完成です。こちらも初めてながら、アプリの画像と同じように仕上がりました。

そして、「シュリンプ スキャンピソース」と「パンツァネッラサラダ」を実食! イタリアンは普段つくりませんが、レストランの味になっていてびっくり! 「ワインも用意しておけばよかった......」というメニューでした。

今回つくった料理のほか、肉や魚を焼く際に付属のスケールで厚さを計り、好みの焼き加減とともに設定すれば、絶妙な火の通り具合に仕上がります。また、手動で温度と時間管理を行うコントロールモード機能も選択可能です。コントロールモード機能では低温調理も可能で、さまざまなレシピがウェブサイトで公開されています。

普段つくらない料理や、手の込んだ料理をつくってみようと思っても、火加減がうまくいかないことや、思い通りの見た目や味にならないことがあります。その点、へスタンキューを使うと失敗なくできるのはすごいなと感じました。また、この機能を使いながらいろいろな料理を楽しむうちに料理の腕が上がり、料理の幅も広がっていくのではないかと思います。

普段料理をする方もしない方も、プロの味をご自宅で楽しめるへスタンキューのすごさ、楽しさを試してみてはいかがでしょうか。

2023.06.09 20:27
2023.06.09 20:28
フード・ドリンクデジ活・便利ツール
スマート家電レンタル 家電 サブスクレンティオRentio

Relates