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日本中、世界中の人とつながることができ、情報交換できるTwitterやFacebook。友達だけでなく、会社の業務連絡や部活の保護者連絡ツールとして利用することも多くなっているLINE。
これらSNS(ソーシャルネットワークサービス)は、便利な反面、思わぬトラブルが起きることもあります。今回は、安心安全にSNSを利用するためのポイントをご紹介します。
SNSを利用するとき、最初にメールアドレスや電話番号、名前などを登録します。
このとき、本名でもニックネームでも登録できるLINE、Twitter、mixiなどは、本名のフルネームではなく、普段呼ばれているニックネームや苗字か名前のどちらかだけの登録をおすすめします。知らないユーザーに個人の特定がされにくくなり、安全性が高まります。
次に行ってほしいのは、プライバシーの管理・設定。
各SNSの設定画面からプライバシー管理ができます。設定方法は、各サービスのヘルプや「LINE プライバシー設定」といったキーワードで検索すると詳細がわかります。
自分の投稿を見ることができる人(公開範囲の限定)、メッセージの受信拒否、IDや電話番号での検索ができないようにするなどの設定で、個人情報の流出やトラブルを防ぐことができます。プロフィールも、個人を特定できるような情報はあまり載せないほうが安全です。
設定方法がわからないという方は、家族や信頼できる友達に設定してもらい、どういう設定をしたのか確認し、メモしておきましょう。
スマホの普及とともに増えているのが、高齢者のSNSトラブル。
ネットの知識がない方がスマートフォンを持ち、慣れないうちにSNSを利用し「通販の広告サイトで必要ないものまで購入してしまった」「アダルト情報サイトにつながった」などのトラブルが多いといいます。
リンクは安易にクリックしない、広告サイトでの個人情報登録や買い物は慎重に、といった基本を守ると同時に、家族でSNSについての話をすることや、教えてあげることも大切です。
SNSでのトラブルを防ぐには、マナーも大切。
例えば、友達が一緒に写っている写真を投稿するとき、掲載してもいいかどうか確認していますか?うっかり載せてしまい、場所や一緒にいる人が公開されてトラブルになった、ということもあります。位置情報も、あえて知らせたい場合以外は入れないようにしましょう。
投稿の文章内容も慎重に。多くの人が見るSNSでは、何気なく書いたことが人間関係を悪くすることも少なくありません。書いてから「大丈夫かな?」と読み直す習慣をつけましょう。
SNSは、コミュニケーションツール、情報ツールとしてとても便利なものです。しかし、「既読」や「いいね!」の数などが気になったり、多くの人とのやりとりに疲れたりしてまう人も多くいます。通知音が鳴るとすぐに見る癖がつき、歩きスマホで事故を起こすことも考えられます。
マナーとルールを守ること、プライバシーの管理、自分の生活に支障をきたさないように利用すること。また、家族内では高齢者や子どものSNSの使い方に気を配り、安心して快適にSNSを楽しんでいるかどうかを確認し、話し合うことも大切です。
2019.06.04 09:55 | |
2021.06.28 21:05 | |
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