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キャッシュレス化が進むなかで、現金を使う場面は少なくなってきました。その分、カード類は増える一方。その結果、何枚もあるカードで財布の中はぎゅうぎゅう、支払いのときもカードの取り出しにまごつく始末。
お金以外のもので膨らんだ財布は見た目にも格好よくないうえ、財布自体が痛むことにも。男性ならスーツのポケットにも入れづらくなりますし、入ったとしてもせっかくのスーツのラインが台無しになってしまいます。
一番の対策はカード類を増やしすぎないこと。重複する場合は一本化し、スマートフォンのアプリに変えるなどの方法で枚数を絞りましょう。必要なカードを残して、それでも財布に入り切らない場合は、使う頻度が高いものを財布に残して、それ以外は専用ケースを用意して収納するのがスマートです。
カードケースには、使わなくなった名刺入れを活用するのもひとつのアイディアですが、使いたいカードがひと目でわからないのが難点。カード専用ケースも雑貨店や文具店、100円均一などで市販されていますが、ファンシーな絵柄やかわいらしいデザインのものが多く、プレーンなものやスタイリッシュなものがなかなか見つかりません。
そこでおすすめしたいのがDIY。欲しいものがないならば、自分でつくってしまいましょう。
初心者におすすめの素材はレザーかフェルト。切りっぱなしでOK、端の始末を考える必要がありません。レザーは本革でも人工皮革でもよいでしょう。本格的なレザークラフトとなると、専門の道具が必要になりますが、ごく初歩的なDIYなら一般的なハサミやカッターでも大丈夫です。
最もお手軽なものは、市販されているプラスチックのカードホルダーと、端切れレザーを使う方法。そのほかにハサミ、皮革・プラスチックに使える接着剤、マグネットホックを用意します。
まずはカードホルダーの位置を決めます。本体の受ける部分とフタの部分が重なるように配置しましょう。位置が決まったら不要な部分をカットします。縫う作業がないので縫い代を取る必要もありません。
今回は端切れの斜めにカットされたラインを、そのままふたに使いましたが、もう少し大きな端切れが手に入るなら、きっちり四角いデザインにも。自分で好きなようにデザインできるのがDIYのよいところです。
位置が決まったらカードホルダーと本体を接着剤で固定します。続いてマグネットホックも固定。皮革や布の裏に固定して外から見えないタイプを使いました。
マグネットの固定に不安が残るなら、マグネットホルダーの台になっているシート部分を糸と針で縫い付けます。
これだけでカードケースのできあがり。フェルトを使う場合も作業は同じです。
カードの枚数を増やしたければ、カードホルダーを多くしてサイズを大きくすればOK。世界にひとつ、自分だけのカードホルダーで、スマートなキャッシュレスライフを!
2023.01.26 20:03 | |
2023.01.26 20:04 | |
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