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冷凍パイシートを使って、アップルパイをお子さまといっしょにつくってみませんか? フィリング(中の具)はりんごだけでもおいしいのですが、今回はクリームチーズを入れてちょっぴり濃厚な味わいに仕上げてみましょう。
丸く大きなホールサイズなら中にたっぷりのりんごを入れられるし、みんなで切り分けて食べるのも楽しいですね。
でも、少ない材料で短時間のうちにつくりたいときは、一人用サイズがおすすめ。今回は、手軽につくれる食べきりサイズに挑戦(ちょうせん)します。
まず用意したいのは、ほどよい酸味(さんみ)があって煮崩れ(にくずれ)しにくい種類(しゅるい)のりんご。入手しやすくておすすめなのは「紅玉(こうぎょく)」です。「ジョナゴールド」や「シナノゴールド」という種類もアップルパイに向いています。
パイ生地から手づくりするのも楽しいですが、冷凍パイシートがあればもっと簡単。お菓子づくりをする人に「おいしい」と人気があるのは、ベラミーズというメーカーのパイシートです。
ニュージーランド産のバターがたっぷりで、お店のような味わいのパイが焼けます。インターネットでも購入(こうにゅう)できます。冷凍なので多めに買っておくのもおすすめですよ。
ほかには、クリームチーズ、砂糖(さとう)、シナモンシュガー、バターを使います。
では、早速つくってみましょう。
1枚のシートでアップルパイ3個分です。りんご1つでパイ6個分(シート2枚分)くらいになりますが、煮たりんごはそのまま食べたりヨーグルトに混ぜたりしてもおいしいので、好きな数でつくってください。
パイシートを上手に使うポイントは温度です。室温に置いておくとやわらかくなりすぎてしまうので、手早くつくりましょう。慣(な)れないうちは、クリームチーズをぬらないほうの3枚をクッキングシートなどにのせ、直前まで冷蔵庫(れいぞうこ)に入れておいてもよいですよ。
シナモンシュガーをクリームチーズの上にかけてからりんごをのせてもOK。もしくは、りんごを煮た小鍋にシナモンシュガーを合わせておいても大丈夫です。
「お箸(はし)を使うとりんごがのせやすいです。
ナイフで切り込みを入れるかわりに「メッシュローラー」という道具を使う方法も。「上手にたくさんつくりたい」と思う人はおうちの方に相談してみてね。
焼く前に卵液(卵黄1個に水大さじ1)を薄くぬっておくとツヤッと色よく焼けます。わが家の場合はカリッとした食感も楽しみたいので、表面にカソナードというブラウンシュガーをまぶしています。
この時点で生地がやわらかくなりすぎているようなら、焼く前に一度冷やすと型崩れ(かたくずれ)せずに焼き上がります。
焼き具合はお好みですが、砂糖をまぶしてから焼く場合、少し焦(こ)げるくらいまで焼くと表面が「クレームブリュレ」のようにカリカリになりますよ。
オーブンで焼き上げた後、100円ショップなどで売っている「バーナー(トーチバーナー)」で表面をあぶって仕上げるのもおすすめです。火を使うので、必ず大人の人と一緒(いっしょ)にやってくださいね。
サクサクのパイ生地とほどよい酸味がきいたりんご、クリーミーなチーズにシナモンの香り......とってもおいしいです。あなただけの特別なアップルパイをつくってみましょう!
2022.11.10 19:18 | |
2022.11.10 19:21 | |
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