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アイスクリームや生クリーム、チョコレートソース、シリアル、フルーツ、ナッツなどをガラスの器にもりつけていただく「パフェ」。もともとはフランス語のparfait(パルフェ=完全な)という言葉から来ているそうで「完全なデザート」という意味があるといわれています。
フルーツパフェ、チョコレートパフェ、抹茶パフェなどいろいろな種類があり、見ているだけでワクワクしてきますよね。お店で食べるのもよいですが、おうちでも簡単につくることができます。
お子さんと一緒に、ぜひつくってみませんか?
パフェをつくりたい!と思ったら、まず「どんな味にしたいかな?」と想像(そうぞう)してみてね。器(うつわ)の中にどんな層(そう)を重ねていくかを、設計図(せっけいず)のようにイラストや言葉で書いてみるのもおすすめ。
たとえばチョコレートのパフェをつくりたい場合、チョコ味のフレークやシロップ、クリームなどを用意してみましょう。アイスはチョコでもバニラでもおいしくできるよ。
チョコフレークを器の中に好きなだけ入れて、その上からバニラアイスやクリーム、シロップをかけるだけでもおいしいパフェができるよ。
もうひとつ、チャレンジしてみてほしいのが「粉(こな)ゼラチン」を使うこと。ゼラチンとは「コラーゲン」というたんぱく質(しつ)からつくられたもので、プリンとした食感のゼリーやなめらかなムースをつくることができるよ。
プロのパティシエは「板ゼラチン」を使う人が多いけど、「粉ゼラチン」は初(はじ)めての人にも簡単(かんたん)なのでおすすめ。
たとえば、温めたカフェオレに粉ゼラチンを入れてしっかり溶(と)かし、冷蔵庫(れいぞうこ)で冷(ひ)やし固(かた)めれば、カフェオレゼリーのできあがり。
粉ゼラチンがあれば、いろいろな味のゼリーがつくれるので、ぜひ挑戦(ちょうせん)してみよう。
冷やし固めるときは、四角い入れ物に流し入れて、固まってからナイフなどで切って使ってもいいし......
パフェをつくるガラスの器に直接(ちょくせつ)流し入れて、そのまま固めてもOK。
その上に何を重ねていくかは、みんなの自由!
今回は、下から「カフェオレゼリー→チョコフレーク→バニラアイス→チョコシロップ」の順(じゅん)に重ねています。仕上げには市販(しはん)のお菓子(かし)をかざったよ。
小さめの器でつくっているので、ペロリと食べられちゃう!器を変えると雰囲気(ふんいき)も変わるよ。
上の写真はフレークを入れずに「カフェオレゼリー→バニラアイスたっぷり→チョコシロップ」だけのシンプルなもの。アラザンという銀色(ぎんいろ)のかざりと、ひまわりの種(たね)で仕上げています。ミントをかざるのもおすすめ。
フルーツが好きな人は、フルーツパフェをつくってみては? 大人気のいちごのほか、マンゴーやオレンジ、キウイ、メロンなどもおいしいよね。
上の写真では、ストロベリー入りのシリアルにホイップした生クリームをかけ、真ん中にカットしたいちご、その上にも生クリームをしぼって、いちごをかざっています。いちごをたっぷり食べたい人におすすめのパフェ。
さっぱり仕上げたいときは、ヨーグルトに砂糖(さとう)をお好みで加えたものを生クリームのかわりに使うのもおすすめだよ。
自分の好きな器を使って、自分の好きな材料(ざいりょう)で自由につくれるおうちパフェ。週末(しゅうまつ)やゴールデンウイーク、夏休みなど、思い立ったときにつくってみよう!
2022.05.02 17:45 | |
2022.10.04 13:27 | |
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