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1月も1週目が過ぎようとしています。そろそろ年越しのお休みも終わり。お正月気分を盛り上げてくれたおせち料理も、食べ尽くしたころでしょうか。
それでも、毎年残りがちな料理はあるもの。黒豆や数の子、なますや田作りは縁起のよいものですが、苦手だという人も少なくありません。
もしも重箱の隅に残っているなら、処分するのはちょっと待って!
そのままでは食べづらくても、アレンジすればおいしいお酒のアテに変身します。年越しで忙しくしていた家族にはのんびり休んでもらって、今日は俺流クッキング。包丁はほぼ使わず、1から2ステップでできるおせちリメイクでちょっと一杯やりましょう。
まずは黒豆煮。コクのある甘味、ふくよかな豆の風味がおいしいのですが、甘すぎると敬遠されがち。ですが、この甘さが意外にお酒にあうのです。
煮汁と一緒に煮立たせてから、煮汁をしっかり切ったら準備OK。市販の豆水煮とミックスして、ドレッシングに和えたらビーンズサラダのできあがり。ちょっと凝るなら葉野菜やオニオンスライス、ひじき水煮もミックス。甘さと酸味がアクセントに。
黒豆煮のふくよかなうまみは意外にチーズとも好相性。カッテージチーズやクリームチーズと和えるだけで1品になります。
ちょっと手をかけていいところを見せたいならホットケーキミックス、黒豆煮とチーズで、ケイクサレはいかがでしょう。一見、お菓子のパウンドケーキに見えて生地は塩味。冷えたワインにもぴったりです。
お正月早々はうれしい数の子も、続けて出されると飽きるもの。
そんなときは手で細かく割って、クリームチーズやマヨネーズに混ぜ込んで、タルタルやディップに。冷蔵庫の片隅にあるお土産物のわさび漬けと和えたら、日本酒に合うつまみになりました。
独特の甘酸っぱさが苦手といわれがちななますもエスニック風に。そもそも、なますはベトナムのサンドイッチ、バインミーの具として大人気。ハムやソーセージ、チャーシューといった油っぽい具を、さっぱりと食べさせてくれる縁の下の力持ちなのです。
パンに挟む前にナンプラーを少量ふりかけるだけでエスニック感がグッとアップ。ベトナムビールと一緒に食べれば、気分も盛り上がります。
お正月明けの休日、久々にキッチンに立ってつくる俺のアテ。家族にいいところ、見せちゃいましょう!
2022.01.06 14:15 | |
2022.01.06 14:16 | |
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