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毎年、猛暑となる真夏の日本列島。みなさま、夏バテ対策はどのようにされていますか?
今回のテーマは、男性用の日傘、帽子、サングラス。女性にとっては当然ともいえる夏の必須アイテムですが、逆にそれが「美白にこだわる女性だけが使うもの」というイメージを定着させてしまっているかもしれません。
たしかに、「シミをつくりたくない」「きれいな肌を保ちたい」という理由だけでこれらの道具を使うのだとしたら、女性のためのもの、と思われても仕方がありませんが、日傘も帽子もサングラスも、使ってみるとそのよさがわかります。日焼けだけでなく「暑さそのもの」も防げるのです!
実際、ここ数年、熱中症予防のために日傘を持ち歩く「日傘男子」は少しずつですが確実に増えています。
百貨店などでも男性用日傘の売り上げは伸びていますし、有名通販カタログでも特集が組まれるほど。写真のような晴雨兼用のコンパクトな折りたたみ式なら鞄の中に入れておけば邪魔にもならないし「一度使ってみると快適さがよく実感できたのでそれ以来、手放せなくなった」という人も多いはず。
真夏の直射日光の強烈さは誰もが知っています。あの暑さが、日傘越しであれば多少なりともやわらぐのですから、とくに外を出歩くことが多い営業職の男性などは、熱中症予防のためにぜひ、日傘を持ち歩いてみてください。
最初は「男が日傘なんて」と恥ずかしく感じる人も少なくないかもしれません。でも、紳士の国・英国にこんな話があるそうです。
雨傘は今でこそ男性も女性もさしますが、女性だけが使うものだったという時代がありました。あるとき、ひとりの英国人男性が街なかで傘をさし嘲笑されたりしながらも、自信を持ってそのスタイルを貫き、やがて「傘をさす文化」を根付かせた
のだとか。本来、日傘はアクティブに動き回る男性にこそ必要なものなのかもしれません。
今は「日傘男子」が増えているわけですし、恥ずかしいという思い込みを捨ててしまえばあとは簡単。ただ単に日差しを遮るだけの道具ではなく、ファッションに合わせたオシャレな1本を探し日傘ライフを楽しんでみる!というのもおすすめです。
サングラスもそうです。
猛暑が続く中、瞳を直射日光にさらしているなんて世界的にもめずらしいといえるかも。海外では子どもがサングラスをかけるのも当然ですから。過度な紫外線がよくないのは肌だけではなく、目も同じ。まぶしさを遮ることで、過ごしやすさも増すでしょう。
そして帽子も。たとえば写真の「ボルサリーノ」はイタリアの老舗ブランド。ツバが広く、クラウン(頭部分)が高い独特のデザインで、顔型や髪型を問わずとてもかっこよく決まります。Tシャツにも、ちょっとフォーマルなシャツにも似合うので日傘をささない人や帽子のオシャレを楽しみたい人におすすめ。とくに、ニューライン/Borsalino18.57(写真)ならお値段も手頃。「どれを買ったらいいのかわからない」という「ハット初心者」さんにもぴったりの帽子です。
女性は夏のオシャレを楽しみながら、日焼け対策もあれこれがんばっています。男性だって、酷暑をかっこよく、そして少しでも快適に過ごしましょうね。
2021.07.04 18:31 | |
2021.07.05 12:19 | |
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