マイナンバーカードの保険証利用が超便利!

マイナンバーカードの保険証利用が超便利!

2020年9月に開始したマイナポイント取得のためにマイナンバーカードをつくった方も多いと思いますが、皆さまはもうお持ちでしょうか?

確定申告を行っている方や給付金の申請をした方などは、その便利さを実感していると思いますが「運転免許証があるのでなくてもいい」「申請が面倒」「情報漏えいに不安がある」などの理由でつくらないという方もまだまだ多いようです。

確かに使う機会が少ない方にとっては必要ないかもしれませんが、徐々に使える場面が増えています。そのひとつが「マイナンバーカードの健康保険証利用」です。2021年3月の本格運用開始が延期となり、10月を目途に開始すると発表されましたが、健康保険証として利用が可能になると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

今回は、健康保険証としての利用方法やメリットについて解説していきます。

マイナンバーカードでできるおもなこと

まず、現在マイナンバーカードでできるおもなことについてご紹介します。

  1. 本人確認・身分証明として広く利用が可能
  2. e-Taxでの確定申告はじめ、各種行政手続きのオンライン申請ができる
  3. 金融機関の口座開設、保険の契約・受け取りなどでマイナンバーを証明する書類として利用できる
  4. コンビニなどで住民票の写しや印鑑登録証明書など公的な書類を取得できる
  5. 「マイナポータル」で、子育てや介護などのオンライン申請、年金の支払状況など行政機関等が保有する情報の確認、行政機関等から配信されるお知らせの受信などができる

マイナンバーカードに搭載されたICチップの中身は、券面に記載の情報や公的個人認証の電子証明書(デジタルの身分証明書)などに限られており、税や年金などプライバシー性の高い個人情報は記録されていません。紛失・盗難の場合は「マイナンバー総合フリーダイヤル」で利用を一時停止できます。

情報を利用するにはパスワード(暗証番号)が必要で(数回間違えるとロックされる)、不正に情報を読みだそうとするとICチップが壊れる仕組みといったセキュリティ対策がなされています。

カードに搭載された電子証明書を使用して、確定申告など各種行政手続きのオンライン申請、公的証明書のコンビニ交付などさまざまな手続きができるのです。これらが必要な機会は少ないかもしれませんが、市区町村の窓口に出向かなくてもいいのは大きなメリットです。

マイナンバーカード

マイナンバーカードの健康保険証利用

これらに加え、今年10月を目途に順次利用できるようになるのが、マイナンバーカードの健康保険証利用です。おもなメリットはこちらです。

  1. 過去の薬や特定検診などの情報を医師や薬剤師がデータで確認できる
  2. 薬や特定検診、医療費の情報一覧がマイナポータルで閲覧できる
  3. 高額医療費の一時負担がなくなる
  4. マイナポータルでe-Taxに連携、医療費控除の申請が簡単に
  5. 転職や結婚などの後、健康保険証の発行前でも受診できる

メリットのひとつは、特定検診やお薬手帳で管理していた薬剤・医療費情報などがマイナンバーのポータルサイト「マイナポータル」で閲覧でき、本人が同意すれば医師などと情報の共有ができます。初めてかかる病院、旅行先や災害時にも正確な情報を伝えることができ、適切な診療、薬の処方を受けることにつながります

また、急な入院などで高額な医療費がかかったとき、今までは事前に手続きしておかないと一時的に高額な費用を自己負担しなければなりませんでしたが、マイナンバーカードの保険証利用ですぐに高額医療費制度が適用され、限度額以上の一時支払いが不要になります。

さらに、医療費控除の確定申告の際、今までは一年間の領収書を保管し、入力・記入していましたが、マイナポータルからe-Taxに医療費通知情報が連携して自動入力されるので、書類作成が簡単になります。今後はお薬手帳や領収書の管理などが不要になり、ぐっと便利になりそうです。

マイナンバーカードは、就職・転職・引っ越しをしても健康保険証としてそのまま使えます。「転職や結婚などで保険の変更手続きをしたが保険証が届かない。病院に行くときは全額負担になってしまう」という心配もなくなります。

マイナンバーカードの保険証利用には事前申し込みが必要

マイナンバーカードの保険証利用には、事前申し込みが必要です。申し込みにはマイナンバーカードと利用者証明用パスワード(4桁)が必要。スマホの場合はマイナンバーカード読み取り対応機種(確認はマイナポータルにて)、パソコンの場合はICカードリーダライタを準備します。

パソコン、スマホともに「マイナポータルAP」をインストールし、マイナポータルへアクセス、「健康保険証利用の申込」を選択し、画面に従って申し込みしていきます。パスワードは数回間違うとロックされ、ロックを解除するには市区町村の窓口に行かなければならないので注意しましょう。

パソコン、スマホのほか、セブン銀行のATMでも申し込みができ、一部の薬局などでも申し込みのサポートをしてくれます。くわしい申し込みの方法・手順は、マイナポータルをご覧ください。

今回ご紹介したマイナンバーカードの健康保険証利用は、10月(予定)から順次利用できる医療機関が増えていくので、少し先になるかもしれません。また、この制度がスタートしても、従来の保険証はそのまま使えます

さらに今後は、2022年度からスマホへのマイナンバーカード機能(電子証明書)の搭載、2024年度末からは運転免許証との一体化が予定されています。これによって、スマホひとつでさまざまな行政手続きやサービスの利用が可能になります。

運転免許証と一体化されることで住所変更の際に警察署への届け出が不要になり、免許更新時の書類提出や講習のオンライン化も目指しているということです。

今後さらに活用シーンが増えてくるマイナンバーカード。健康保険証利用の申し込みを機につくってみてはいかがでしょうか。

2021.05.07 19:07
住い・生活デジ活・便利ツール

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