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肉のうま味とハーブ&スパイスの風味がぎゅっと詰まったイタリア伝統の腸詰、サルシッチャ。イタリアンレストランでも人気の一品がお家でもつくれるって、ご存じでしたか?
「自家製腸詰」って何だか難易度高そうに聞こえますが、ビギナーでも大丈夫。肉を詰めるための羊の腸や難しいスパイスを用意する必要はありません。普段からキッチンに常備しているラップやアルミホイル、冷蔵庫にあるスパイスで、おいしいサルシッチャができるのです。
おうちで過ごすことの多い今こそチャンス! 親子でサルシッチャづくりに挑戦しましょう。
用意するのは豚ひき肉と調味料、ハーブやスパイス。そしてラップとアルミホイル。特別な材料や道具を用意する必要はありません。
黒コショウ 適量
おろしニンニク 適量
おろしショウガ 適量
レモン 適量
パセリ 適量
イタリアンパセリ 適量
片栗粉 小さじ1/2
ボウルに材料(1~4)を入れて手早く混ぜ合わせ、粘りが出るまで練ります。豚ひき肉はスーパーで売っているものでOK。肉肉しい食感を楽しみたいなら、粗挽きものか、豚肩ロースを包丁で叩いたものを混ぜましょう。
パセリとイタリアンパセリをみじん切りにして、レモンの皮の部分をおろします。みじん切りの程度はお好みで。子どもたちがみじん切りに挑戦して少々粗くなっても問題ありません。ハーブの香りが効いた、おいしいものになるはずです。
レモンの皮は表面の黄色い部分だけをおろしましょう。白い部分が入ると、苦味が感じられるようになります。大人向けに少々ほろ苦いものがつくりたいなら、白い部分が多少入ってもいいでしょう。
黒コショウ、おろしニンニク、おろしショウガ、レモン、パセリ、イタリアンパセリ、片栗粉を材料(1~4)に加えてよく混ぜます。均等に混ざり合ったら、冷蔵庫で60分ほど寝かしましょう。このひと手間で、味がよく馴染みます。
スパイスは今回使ったものに限りません。好みで赤唐辛子やグローブ、ナツメグなどを使ってもいいでしょう。いまの時期ならフレッシュな山椒の葉もおすすめです。花椒を使えば一気に中華風に!
ドライのハーブやスパイスを使う場合はミルなどで細かく粉砕して使うと、食感の邪魔をせず風味が際立ちます。
4等分して棒状に成型し、ラップで包みます。このとき、空気をしっかり抜きながら形を整えるのが綺麗に仕上げるコツ。ぴっちり包んだらキャンディ状に両端を閉じます。
さらにラップごとアルミホイルでしっかり包みます。両端は、ラップと同じようにキャンディ包にしましょう。
沸騰しないよう火加減に気をつけて20分ほど茹で、茹であがったら引き上げて冷まします。これでサルシッチャは完成。この状態で冷凍保存もできるから、この機会にたっぷりつくり置きしてもいいでしょう。
アルミホイルとラップを外して、オリーブオイルを引いたフライパンで焼き目をつけます。
こんがり香ばしいサルシッチャは、そのままでワインやビールのつまみにぴったり。パンに挟んでランチにしても楽しいものです。ピザやパスタ、スープの具材にもおすすめです。
簡単お手軽、失敗なし。自家製サルシッチャづくりが、キッチンをもっと楽しくしてくれます!
2021.05.01 22:01 | |
2021.07.05 15:24 | |
フード・ドリンク | |
自家製, イタリアン |