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旅行したくてもなかなか行けない今のご時世。各国の料理をおうちでおいしく再現して、旅気分を味わってみませんか?
コロナ禍で在宅時間が確保でき、じっくり料理に向き合う方も増えているはず。この機会にぜひ挑戦してみてください。簡単なので!
ご紹介するのはローマ名物「Saltimbocca サルティンボッカ」。イタリア語で「口に飛び込む」(salti=ジャンプ、bocca=口)という名の通り、サッと簡単につくれてパクッと食べられるもの、おいしすぎて口に飛び込んでくるもの、といった由来があります。レストランでも家庭でも頻繁に登場する有名な肉料理です。
材料は、牛肉、セージ、プロシュット(生ハム)、バター、黒胡椒。以上です。
使う肉は牛・豚・鶏、なんでもOKですが、プロシュットとセージは必須。セージというハーブは「ソーセージ」の語源になったという説があるくらい、お肉との相性が抜群。
消化を促進する働きもあるそうです。
万が一入手できない場合はセージの「すっきりとした香りで肉のくさみを消す」という特徴に合わせて、ローズマリーやオレガノなどをみじん切りにして代用します。
ただ、やはり「サルティンボッカといえばセージ!」なので、ぜひ探してみてください!
ちなみにわが家ではベランダ菜園でセージの苗を育てています。
今回は牛肉を使ったレシピ。アメリカやオーストラリア産の安いステーキ肉で十分ですが、プロシュットはイタリア産のおいしいやつを使うとよいですよ!
バター&生ハムの塩気や香りもおいしさの秘密です。
難しい工程はありませんが、ポイントを挙げるとしたら「肉を焼きすぎないこと」。とくに牛肉は表面に火が入れば十分です。
コツは、フライパンにたっぷりのバターを溶かし、その「バターのプール」で1枚ずつお肉をささっと泳がせる感じ。1枚ずつトングでつかんで焼くとうまくいきます。両面5〜10秒程度。肉の色が変わればOKです。
ワインが進む、すご〜くいいお味!実際食べてみると「たしかにセージが必要だな」と実感できると思います。
簡単で手早くできるのにパーティー映えするサルティンボッカ。
ローマ名物なので、同じくローマ発祥の「カルボナーラ」や「アマトリチャーナ」などのパスタと一緒に味わってみて。
2020.12.26 12:40 | |
2021.07.05 15:24 | |
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