大人世代のライフスタイル提案メディア
「旅行先で現地の人とコミュニケーションをとりたい」「外国人観光客を案内したい」などの目的を持って、新たな趣味として英語を学ぶシニア世代の方が近年増えています。
しかし一方で、「英会話教室に通ったけれども挫折した」「一生懸命に勉強しても話す機会がなく、忘れてしまった」などの理由で、英語の勉強を諦めている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「英会話教室はお金もかかるし、続ける自信がない」という方にもおすすめの、自宅で楽しく手軽に学べる勉強法をご紹介します。
英語の勉強を続けるために大切なのは、
です。
「1年後、海外旅行に行ったときに英語で会話したい」「外国人観光客のボランティアガイドをやりたい」「好きな海外ドラマを字幕なしで見たい」など、自分が興味のあることを目標に設定しましょう。
「聞く・話す・読む・書く」をバランスよく勉強していくといいと言われていますが、自分が得意な勉強法、効率的な勉強法で行うことも大切です。
視覚と聴覚、どちらのタイプにもおすすめなのが動画学習です。YouTubeチャンネルから自分のお気に入りを見つけると、気軽に楽しく学べてモチベーションもアップします。
世界各国で英語落語公演を成功させ、世界に"RAKUGO"を広める活動を行っている桂かい枝さんと、カナダ人落語家・桂福龍さんの『【英語で笑って英語が身につく!】英語落語チャンネル』は、英語・落語初心者も楽しめる内容です。
1分程度の短い英語落語&小ばなしはシンプルでわかりやすく、"英語で笑える"ことで学習意欲もわいてきます。毎週月曜日にリスニング用の字幕なしバージョン、金曜日に答え合わせの日本語字幕付きバージョンが配信されているのもおすすめのポイント。
字幕なしを見て(聞いて)、字幕付きでわからないところを学習し、再度字幕なしに戻るとよくわかります。ちょっとした合間に見られる短い動画をえらぶことで、「わからないので嫌になる」ということなく続けられます。
図書館にも英語の教材がたくさんあります。パラパラと本を見ながら、興味を感じた本を借りてみるといいのですが、手軽で楽しく読めるおすすめは漫画や絵本です。
「日本語版を読んだことがある」「アニメで見たことがある」など、ある程度のストーリーを知っている漫画であれば、わからない単語や表現が出てきても想像がつきます。
さらに、漫画のなかには英語、その横に日本語が書いてある対訳形式であれば、わからない部分を確認しながら読み進められます。『サザエさん』などの対訳版は、図書館に置いてあることも多いです。
昔読んだことがある絵本や児童書の英語版もストーリーを覚えているので、意外とスラスラ読むことができます。読み聞かせのように声に出して読むのもいい方法です。表情をつけて読むことで、コミュニケーション力アップにもつながります。
英語に慣れてきたら、英字新聞で読む力をつけていきましょう。ここでも「わからないので嫌になる」ことがないよう、日本語訳付きの新聞がおすすめです。『The Japan Times Alpha』はボキャブラリーの少ない初級者にも読みやすく、コンパクトな記事が多いのが特徴です。
国内外のニュースに加え、映画や音楽、エッセーなど多彩なコンテンツがあるので、興味のある記事をチョイスして読むと達成感があり、読むのが楽しくなってきます。それぞれの記事には和訳や単語がついているので、辞書をあまり使うことなく読み進められるので便利。
また、記事ごとに★で難易度が表示されているので、自分のレベルに合った記事をえらべるのもいいところです。
英字新聞にはクロスワード・パズルが掲載されているものが多く、楽しみながら単語を覚えることができます。クイズ形式で単語やフレーズを覚えられる本やアプリもたくさんあるので、いろいろ試して気に入ったものを見つけて、空いている時間にちょっとずつ勉強する習慣をつけると、自然にボキャブラリーが増えていきます。
英会話を身につけるためのポイントは、飽きずに、楽しく続けられる方法を見つけることです。「興味があり、おもしろい」「馴染みがある」「難しくないレベル」と思える教材をえらんで、毎日少しずつ続けてみましょう。
そして、いざ外国人と会話するときには、恥ずかしがらずに思い切って話してみることが大事。日々英語に触れていれば、きっと会話も弾むはずです。
2020.06.26 19:28 | |
2020.06.26 19:30 | |
趣味・娯楽, 雑記・雑学 | |
英会話, YouTube |